食事の準備ができたテーブル

アメリカの学校給食って日本の給食とずいぶん違うようです

ずいぶん前にアメリカのファストフードにはかなりの高カロリーのものがあることをメモしていたのですが、「スピードラーニング・ジュニア」第1巻の「Lunch 昼食」には、その話を思い起こさせるシーンが登場します。

ステファニーとティミーの双子の兄弟が食べているお昼ご飯が、なんと「アメリカンドックとフライドポテト」なんですよね。

しかもティミーが飲んでいるのはチョコレートミルク。

何、その脂と糖と炭水化物(汗)

しかも帰り道、あやかがお母さんに、自分も学校給食が食べられるように「ランチカードが欲しい」と言って今月の給食のスケジュールを見せるのですが、翌日のメニューがスパゲティーです。

またこれ、炭水化物ですね…。

「家に着いてから学校に電話して、ランチカードをもらえるように聞いてみるわね」なんて言ってるけど…。

お母さん、ほんとにそれでいいんですか? アメリカの学校給食ですよ? スパゲティーと言ったら、ほんとにスパゲティーだけ山盛りになってるのかもしれませんよ。

この時のお母さん、きっとスパゲティーには当たり前に野菜が付いていると思い込んでいるんじゃないかと思う。あやかが学校に持ってきたお弁当は、栄養バランスが取れてましたもんね(汗)

アメリカやイギリスの給食事情

日本にはあまり話題として聞こえてきませんが、アメリカやイギリスでは子どもの肥満がけっこう問題になっているみたいです。

2005年には、裸のシェフ(Naked Chef)として知られるジェイミー・オリヴァーによる学校給食改革「Feed Me Better」運動がおこり、2010年には大統領夫人ミシェル・オバマによる児童の肥満撲滅キャンペーン「LET’S MOVE」がスタートしています。

ジェイミーの運動は英国全土に波及したみたいですけど、オバマ婦人が音頭をとるレッツムーブは変化が急激だったこともあって、「まずい」、「質素すぎる」と反発がけっこうあるようです。

せっかくサラダバーを取り入れても、自分の好きなものが選べるようになっているから、実際には野菜を選ぶ子どもが少ない… といった感じで、食生活を変える難しさが表面化しているみたいですよ。

そもそも学校給食の予算が減らされているので、改革もままならないのが正直なところみたいです。

でも、子でもの肥満はけっこう深刻

Mossbergの報告によると、小児肥満の47%が成人後も肥満で、成人してからの有病率・死亡率は一般対象群と比較しても高いという結果が出ています。

死亡原因としてもっとも高かったのは心血管性の疾患だったそうですよ。(504名の肥満小児を40年にわたって追跡調査)

つまり、大人になってから高い割合で病気につながってしまうのが子どもの肥満なんですね。アメリカの場合、肥満が深刻すぎて、すでに子ども時代に糖尿病の問題が常態化しているという話がありますが(汗)

日本でも、小児肥満が成人の肥満に移行する確率は40~85%と言われていて、注意が必要とされています。

ただ、学童期は成長期でもあるので、下手に食事制限できません。肥満治療でも、摂取カロリーの制限はせず、食事バランスと運動を適度に取り入れていく形になるようです。

ちなみに、日本の場合、一日の総摂取カロリーの目安は以下の計算式で出すことができます(運動する子どもは、計算式で出る数字よりももうちょっと多いカロリーが必要になります)

1000+(年齢-1)×100

このうち熱量比は、糖質は50%、たんぱく質は20%、脂質は30%となります。

※この中でおやつからの摂取量は15~20%

たぶん、翌日はあやかもランチカードを使って、ステファニーたちとスパゲティーを食べてると思いますが、彼女たちのカフェテリアにサラダバーがあることを祈っています。

(ないな、多分)

果たして、あやかの食事情はどうなっちゃうのか?(笑)アメリカ文化に自然に触れることができるスピードラーニング・ジュニアに関する詳細は、こちらのページもご覧ください。

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