中自然の森の彫像

学校の教育って、けっこういいこと言ってるみたいです

英語を聞き流すだけじゃだめ? 英語教育の事情を簡単に調べてみた」に引き続き、文部科学省の英語学習の目標がちょっと参考になったのでメモ。

文部科学省の英語学習目標 実践的な英語に必要なものはコミュニケーション

文部科学省では、これからの世代が活躍していくために、国際的にも共通語となっている「英語」のコミュニケーション能力を身に付けることが必要ということで、教育方針も「実践的なコミュニケーション能力をアップさせる」ことを重視した改定がされているようです。

文部省科学省指針「MEXT 2003」では、「実践的コミュニケーション能力の基礎を養う」その具体的な目標が掲げられているんですが、これがちょっと参考になりました。

文部科学省のホームページにある「 中学校学習指導要領(平成10年12月)」の中にも同じものが書いてありますよ。

(1)英語を聞くことに慣れ親しみ、初歩的な英語を聞いて話し手の意向などを理解できるようにする。
(2)英語で話すことに慣れ親しみ、初歩的な英語を用いて自分の考えなどを話すことができるようにする。
(3)英語を読むことに慣れ親しみ、初歩的な英語を読んで書き手の意向などを理解できるようにする。
(4)英語で書くことに慣れ親しみ、初歩的な英語を用いて自分の考えなどを書くことができるようにする。

第2章 各教科 第9節 外国語 / 第1 目標 / 第2 各言語の目標及び内容等 / 英語 / 1 目標

これを見ると、まず1番に「英語を聞くことに慣れ親しむ」ことが目標として挙げられているんですね。ということは、スピードラーニングの聞き流しも「英語を聞くことに慣れ親しむ」ということにつながりそうな感じです。

こうした順番になっているのは英語音声学という考え方にに沿ったもので、オコナー教授(J. D. O’Connor 1980)の「英語音声教育に関する限り、識別できないものは自ら発音できないのが原則である」という考え方があるみたいですよ。

音声指導の基本的なプロセスとしては、「モデル発音を繰り返し聴く」ことから始まって、英語の特定音素の聞き取りと識別が語レベルや文レベルでできるようになることを目指すようです。