スピードラーニング英語・第3巻の感想

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この記事は旧版のスピードラーニング英語の「第3巻 オフィスの英会話」についてのレビューです。

スピードラーニング第3巻

教材名:第3巻 オフィスでの英会話(CONVERSATIONS AT THE OFFICE)
ジャンル:日常生活
英語/日本語:12トラック 46分
英語のみ:12トラック14分
聞き流し期間:2014年3月の1カ月+11月ごろに少し聞き返しているので+α

内容

– コンテンツ –
・1日の始まり(Beginning the Work Day)
・スケジュール(Scheduling)
・新入社員(A New Employee)
・日常業務(On the Job)
・ミーティングの準備(Preparing for a Meeting)
・訪問(A Business Visit)
・受付で(In the Reception Office)
・面接(The Job Interview)
・電話の応対(Telephone Conversations)
・社内パーティーへの招待(An Invitation to an Office Party)
・出張に行く(Going on Business Trip)
・取引(Making a Deal)

この巻はオフィスを舞台にしたやりとりが中心となっています。

よく登場するのは、部長(Manager)と秘書(Secretary)のお二人です。でもそういえば、この二人、珍しく名前がないんですね。この他、課長や新入社員のスーザンが登場します。

後半は受付係のところに来客や入社志望の人が訪れて、商談が始まったり、面接が始まったりします。

スピードラーニングのサポートの方も、「一般の人も参考になる内容」と説明していただけあって、難しいビジネス用語が出てくることはあまりないので、オフィス以外のいろんな場面に応用できそうですよ。

聞いていて感じたこと

スピードラーニング・ビジネス1巻が先に届いて聞いていたせいか、最初は「あれ、話し方がかなりゆっくり?」と思ったのでした。

BGMがゆったりした曲が流れているせいなのか、それともしゃべってる人が比較的のんびりした印象があるせいか、話している英語もゆっくりした印象があります。

でも、「スピードラーニング・ビジネス」と注意深く聞き比べると、はきはきしてるか否かの差があるだけで、そんなに英語のスピードに違いがあるわけではないみたいです。

それから、第3巻くらいから管理人は「聞き流しに慣れてきたら、少しずつでも口に出して言ってみましょう」とアドバイスされたのですが、口に出すのはちょっと大変な気がしました。なんでかなぁ、少しまとまった内容が増えてくるせいかなぁ。

ちょっと困りましたが、打開策は「わかんないなー」「できないなー」ということにあまりこだわらずに、第5巻の「家族、友達との会話」まで一気に聞き流してしまうことでした(笑)

4巻、5巻と聞いていろんな音を耳に入れたせいか、時間を空けて聞き返すと、それほど「真似して口に出すなんて無理ー」という感覚がなくなっていたんですね。

聞いた英語を口にするのって難しい気がしますが、これはやはり英語のリズムが自分の日常とは縁遠いことが原因になっているようです。「英語を塊で聞く」ということができていないみたいで、無意識だけど1つ1つ別の単語として聞き分けようとしているのかもしれません。

反対に、3巻以降もスピードラーニングを続けようと思ったら、サポートと二人三脚でやるべきで、ただ目的もなく聞き流すのは無意味かもしれないなと思いました。

オークションなどでは格安で教材が手に入るようですが、それは教材が手に入るだけで、サポートを受ける権利がありません。「サポートを利用しない」ということは、教材の価値も発揮できないだろうなということを感じました。

と言いつつ、まだフリートークとか利用してないんですけどね。これも利用したほうがいいんだろうなぁ(汗)

こんな人におすすめ

特に何か仕事をしているという人に限らず、相手のスケジュールを確認したり、誰かに何か便利な道具の使い方を教えてあげたり、電話の受け答えをしたり、パーティーに誘ったり、いろんな場面で使えそうな会話で構成されています。

「オフィスが舞台だから私にはあまり関係ないわ」ということだけが聞かない理由なら、聞かずに済ませてしまうのはちょっともったいないかもしれません。

ただ、この巻、突っ込みどころが多いです…

特に部長と秘書の二人が(笑)

部長「このメールが送れないんだよ。コンピューターがシステムダウンしているんじゃないかなぁ。」
秘書「ええ、そうなんです。修理の人が来ることになっているんですが。」

(いや、それまず、部長に教えてあげようよ・汗)

部長「あっ、もう12時だ。」
秘書「昼食の時間ですね。」

部長「仕事に熱中していると、時間がたつのが早いな。」
秘書「ほとんど仕事をしていないときも、そうですけどね。」

部長「えっ?」
秘書「いえ、別に。」

(秘書さん、なんか笑顔の後ろからトゲが出てませんか?)

「スピードラーニング・ビジネス」に関しては、エスプリラインのスタッフの方が、「ビジネス英語は堅苦しいといった先入観をなくしてほしい」という願いで構成していると言われていたことがありました。

もしかすると、スピードラーニング英語のオフィス編もそういった意図があってコミカルに描かれているのかもしれません。

でもね、たぶん、秘書の対応には、やっぱり原因があると思うんですよ…。

Manager: How long will it take?
部長: どのくらいかかりますか?
Secretary: At least another hour, if not more.
秘書: これだけでも、あと1時間はかかります。
Manager: All right, but please hurry.
部長: ああそう、でも、急いでお願いしますね。

ああ、部長、そこで終わってしまわずに、このときこそ「You’re always such a big help.(いつもとっても助かるよ)」「I don’t know what I’d do without you.(君がいなかったら大変だよ)」とヨイショする瞬間だったんじゃないでしょうか…。

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