やり直し英語で何から始めたらいいか迷うときは、英語の聞き流しがおすすめ

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英語初心者がやり直し英語に取り組む場合、聞き流しから始めるのがおすすめ

「英語初心者」といっても、一応、中学校の英語を勉強していて、高校の英語も少し覚えているかな? でも、単語とか思いっきり忘れてるんだよね──

といった感じの、英語のレベルということにしてください。管理人がちょうどそんな感じです(汗)

目標としては、ネットで英語の警告なんかが出たら読めるといいな、できたら海外のニュースなんかも読めるといいんだけど。あと日常会話ができると便利そうだよねというイメージです。

こんなレベルで英語の学び直しをする場合、どんな勉強法を選ぶのがよさそうか調べてみました。

使える英語を身に付けるために必要なこと

話をするイメージ言葉を習得する自然な流れは、「聞く→話す→読む→書く」です。

これはスピードラーニングのメソッドでも触れられていることですが、昭和26年の「中学校高等学校学習指導要領外国語科英語編(試案)昭和26年改訂編」にも書かれていたことなので、そんなに特別な考え方ではないようです。

(参考)英語の力を付けるための「技能」という考え方

つまり、「聞くこと」が基本的な英語の技能ということになります。

英語の勉強法を解説している本の中でも、「とりあえず聞くことができれば、会話を成り立たせることは可能」と考える人もいるみたいで、「聞くこと」はコミュニケーションを成立させるためにも重要な要素になるみたいです。

(参考)聞き流すだけで本当に英語が話せるようになるの? 「超」英語法の場合

理解するための主導権が自分にある「読解」と違い、「会話」は情報発信する会話相手に主導権があります

だからこそ「聞く力」は対応するのが大変な技能なのですが、「『超』英語法」の野口悠紀雄さんによると、聞いて理解することができればコミュニケーションすることは難しくないというんですね。

端的に「Yes」、「No」でも通じるし、相手の言ったことをそのまま返しても会話が成立する場合があるというわけです。

こうして見ると、「英語を聞く力」の習得は、英語を身に付けるうえでもかなり重要な要素になりそうです。

でも、遂次訳世代は聞き取りが苦手

ラジオのイメージこれはもう、そもそもやってないんだから仕方がありませんよね(汗)

リスニングは「英語を聞く」ことから始めなければいけませんが、初心者にとってはとても難しい勉強法でもあります。

なぜなら、内容を把握できるものを聞き流しすることが基本だから。

音源に訳が一つ一つ付いていればいいのですが、少し前の時代ではそんな素材を探すのはとても大変なことでした。訳がなければ自力で訳さないといけないので、それなりの英語力が必要になります。

「聞き流し英語」という練習方法も、つい最近まである程度英語ができる人がチャレンジする練習方法だったようです。そもそも利用できる音源も限られてましたもんね。

でも、せっかくならこれまで積み上げてきた英語力の上に、さらに積み上げる形で英語を勉強したほうが効率がよさそうですよ。

まずは足りないリスニングに集中するのがよさそうです。

目標は中学校レベルの使える英語

学校のイメージやり直し英語の勉強法にはいろいろあるみたいですが、とりあえず日常的な英会話ができるようになるためには、英会話は中学校レベルの英語が必要と言われているようです。

ということは、中学校レベルの英語で使える英語力を身に付けるのが近道と言えそう。

でも、「英語を勉強するぞ」となれば、気になってくるのは文法ですが、多少でも「英語って苦手だなー」と思っている人にとって、be動詞、一般動詞、前置詞、自動詞… etcと知識を押しつけるような勉強は効率が悪く、英語に対してさらにマイナスイメージを持ってしまいかねないという問題があるみたいです。

極端な話、帰国子女で文法ができていなくても英語が話せる人がいるそうですが、それは文法としての概念がなくても、言葉の正しい使い方を知っているからできることなんですね。

実際のところ、そんなに難しく考えなくても、基本的な文法の考え方で対応できるのが中学校レベルの英語です。

やり直し英語で英語のことを理解するためには、まずは実際に英語で書かれた文を読んだり、英語の音を聞いたりして、英語の音とイメージを実際に身に付けていくことを目標にするのがよさそうです。

リスニング教材に関してはこちらの記事もご覧ください。

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