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英検は「読む」「聞く」「話す」「書く」4技能の力を見るテスト

実用英語技能検定(じつようえいごぎのうけんてい)が正式名称です。公益財団法人日本英語検定協会が実施する英語技能の検定です。

英検の歴史はけっこう古い

読むこと、聞くこと、話すこと、書くことの技能を測ることが目的で、特に小・中学生にとってはTOEICより身近な英語テストと言えます。

第1回テストが開催されたのは1963年8月と日本でも古い英語テストで、2004年からアメリカ合衆国の一部の大学でTOEFLなどに代わる英語力の証明方法と認められていますが、受験者数の推移を見ると年々減少傾向が見られます。

2007年 志願者数 2,397,087人、合格者数 1,253,897人
2008年 志願者数 2,347,093人、合格者数 1,221,089人
2009年 志願者数 1,528,413人、合格者数 778,030人

※2009年は第2回検定までの人数

みんなどの級を受けているの? 小・中学生の場合

第1回検定時は1級、2級、3級の3つのみでしたが、1966年に4級が新設、1987年には準1級及び5級が、1994年には準2級が新設されています。

2009年第2回の試験で学年別の受験状況を見ると、こんな感じ。

【小学生】

1級 志願者数 70人、合格者 7人
準1級 志願者数 547人、合格者 102人
2級  志願者数 1,586人、合格者 618人
準2級 志願者数 2,332人、合格者 1,225人
3級 志願者数 5,532人、合格者 2,872人
4級 志願者数 15,048人、合格者 10,260人
5級 志願者数 27,113人、合格者 23,442人

【中学生】

1級 志願者数 352人、合格者 69人
準1級 志願者数 1,246人、合格者 309人
2級  志願者数 8,359人、合格者 1,671人
準2級 志願者数 60,687人、合格者 22,425人
3級 志願者数 178,477人、合格者 106,404人
4級 志願者数 105,544人、合格者 81,831人
5級 志願者数 52,560人、合格者 45,236人

小学生は5級、中学生は3級の志願者が多くなっています。ちなみに、5級、3級の審査基準はこんなふうになっています。

審査基準
【5級】(中学初級程度)
初歩的な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる。
読む:初歩的な語句や文を理解することができる。
聞く:初歩的な語句や文を理解することができる。
話す:(面接試験なし)
書く:初歩的な語句や文を書くことができる。

【3級】(中学卒業程度)
身近な英語を理解し、また使用することができる。
読む:身近なことに関する文章を理解することができる。
聞く:身近なことに関する内容を理解することができる。
話す:身近なことについてやりとりすることができる。
書く:身近なことについて書くことができる。

読むにも書くにも「中学生程度の力が必要」と言われる場合、英検3級程度の力が求められるということが言えそうですね。

出題傾向としては、問題の約半分がリスニング問題になっているため、どの級を受験する場合でも「聞く」力が必要となります。

そして3級以上になると、二次試験に面接形式のスピーキングテストが行われるため、「聞く」力に加えて「話す」力も必要です。

上の級を目指すなら、リスニングだけに偏らず、スピーキングのサポートも整っている環境で勉強を進めるなど、バランスが必要になってくるようです。

英語の試験についてはこちらの記事もご覧ください。