マリーゴールド

学習指導要領に「中学校程度」の内容がきちんと書かれてました

英語は「中学校英語程度」ができればビジネスや日常会話もなんとかなるなんてことをよく聞きますよね。でも、その中学校英語程度ってどんな感じなんでしょう?(汗)

本屋さんへ行って参考書を買ってくればいいのでしょうが、そこをもっとこうざっくり説明したものはないのかしら…。

なんて、ものぐさ太郎なことを考えていたら、先日から眺めていた文部科学省の「中学校学習指導要綱(平成10年12月)」の目標の中にありました!(笑)

「第2章 各教科 第9節 外国語 / 第1 目標/第2 各言語の目標及び内容等」の「英語」に書かれている「内容」の部分です。

中学校3年間で習う文法って、こんな感じ

「英語を理解し、英語で表現する能力を養うため、次の言語活動を3年間を通して行わせる」として、その言語活動に使う「言語材料」が紹介されているんですが、この中に文法の解説があるんですね。

言語材料には、以下のものがあると示されています。

(ア)文

a. 単文、重文及び複文
b. 肯定及び否定の平叙文
c. 肯定及び否定の命令文
d. 疑問文のうち、動詞で始まるものcan、do、mayなどの助動詞で始まるもの、orを含むもの及びhow、what、when、where、which、who、whose、whyの疑問詞で始まるもの

「文」だけでもいろいろあるものなんですね。こんなに習いましたっけ?(汗)

(イ)文型

a. [主語+動詞]の文型
b. [主語+動詞+補語]の文型のうち、

(a)
主語+be動詞+名詞
主語+be動詞+代名詞
主語+be動詞+形容詞

(b)
主語+be動詞以外の動詞+名詞
主語+be動詞以外の動詞+形容詞

c. [主語+動詞+目的語]の文型のうち、

(a)
主語+動詞+名詞
主語+動詞++代名詞
主語+動詞+動名詞
主語+動詞+to不定詞
主語+動詞+how(など)to不定詞
主語+動詞+thatで始まる節

(b)
主語+動詞+whatなどで始まる節

d. [主語+動詞+間接目的語+直接目的語]の文型のうち、

(a)
主語+動詞+間接目的語+名詞
主語+動詞+間接目的語+代名詞

(b)
主語+動詞+間接目的語+how(など)to不定詞

e. [主語+動詞+目的語+補語]の文型のうち、

(a)
主語+動詞+目的語+名詞
主語+動詞+目的語+形容詞

f. その他の文型のうち、

(a)
There+be動詞+~

(b)
It+be動詞+~(+for~)+to不定詞

(c)
主語+tell、wantなど+目的語+to不定詞

あれですね、SVとかSVOとかいってたやつですね。ほとんど覚えていませんけど(汗)
でも、こうして並べてみるとずいぶんありますよ。なんかもう、多すぎてわけがわからn…。←わがまま

以下、(ウ)、(エ)と分類されます。

(ウ)代名詞

a. 人称、指示、疑問、数量を表すもの
b. 関係代名詞のうち、主格のthat、which、who及び目的格のthat、whichの制限的用法の基本的なもの

(エ)動詞の時制など

現在形、過去形、現在進行形、現在完了形及び助動詞などを用いた未来表現

そしてこの他、以下の分類が続きます。

(オ)形容詞及び副詞の比較変化
(カ)to不定詞のうち基本的なもの
(キ)動名詞のうち基本的なもの
(ク)現在分詞及び過去分詞の形容詞としての用法
(ケ)受け身のうち現在系および過去形

これだけ並んでいると、「やだわ、さっぱりわかんないわ」と悲しくなりますが、以下の3つは「理解の段階にとどめること」と書かれているので、そんなに突っ込んでやらなくてもいいみたいですよ。

(イ)のcの(b)
主語+動詞+whatなどで始まる節

dの(b)
主語+動詞+間接目的語+how(など)to不定詞

(ウ)のb
b. 関係代名詞のうち、主格のthat、which、who及び目的格のthat、whichの制限的用法の基本的なもの

しかも、「用語や方法の区別などの指導が中心とならないよう配慮」するよう指摘されています。もしかして、こだわり過ぎると過去の読解訳文型の教え方になっちゃうのかな? わかりませんけど。

そしてさらに、指導のうえで重視するのは、「実際に活用する指導」であると明記されています。

とはいえ… これだけのことが頭に入っていたら、そりゃあ中学英語で十分と言われても不思議じゃないですよね。いっぱいあるなぁ(汗)←やってるはず