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英語の力を付けるために必要なことは?

以前、エスプリラインのスタッフの方から、スピードラーニングが大切にしていることを教えてもらったことがあります。

・英語のリズムに慣れること
・英語特有の音を聞き取れるようになること

スピードラーニングでは、上記2点をいちばん大切にしているんだそうですよ。

聞き流し英語の教材を販売しているわけだから当たり前のことなのかもしれませんが、ずいぶん「聞くこと」に力を入れているんですね。

でも、学校教育で教えられる英語のことを調べているうち、それは当然のことなのかも… ということがわかってきました。

以前、他の記事でも紹介した文部省(現在の文部科学省)の「中学校学習指導要領」(平成10年)が参考になるんですよ。

この中では、英語を学ぶ目標と、どんなふうに英語を学んでいくのかその内容がまとめられています。

英語学習のための目標

「中学校の学習指導要領」では、英語を勉強するにあたってこんな目標が掲げられています。

(1)英語を聞くことに慣れ親しみ、初歩的な英語を聞いて話し手の意向などを理解できるようにする。
(2)英語で話すことに慣れ親しみ、初歩的な英語を用いて自分の考えなどを話すことができるようにする。
(3)英語を読むことに慣れ親しみ、初歩的な英語を読んで書き手の意向などを理解できるようにする。
(4)英語で書くことに慣れ親しみ、初歩的な英語を用いて自分の考えなどを書くことができるようにする。

「英語を聞く」のは、話す相手の気持ちなどを理解できるようになることが目標になってるわけですが、それができるようになるために、以下の4つの技能が必要な力として挙げられています。

そうした技能を身に付けていくために必要な指導も具体的に挙げられているんですよ、書き出してみるとこんな感じ。

意外にも「聞く」ことは「聞くこと」以外に、「話すこと」や「書くこと」にも絡んでくる技能のようです。

ア 聞くこと

主として次の事項について指導する。
(ア)強勢、イントネーション、区切りなど基本的な英語の音声の特徴をとらえ、正しく聞き取ること。
(イ)自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、具体的な内容や大切な部分を聞き取ること。
(ウ)質問や依頼などを聞いて適切に応じること。
(エ)話し手に聞き返すなどして内容を正しく理解すること。

イ 話すこと

主として次の事項について指導する。
(ア)強勢、イントネーション、区切りなど基本的な英語の音声の特徴に慣れ、正しく発音すること。
(イ)自分の考えや気持ちなどが聞き手に正しく伝わるように話すこと。
(ウ)聞いたり読んだりしたことについて、問答したり意見を述べ合ったりすること。
(エ)つなぎ言葉を用いるなどいろいろな工夫をして話しが続くように話すこと。

ウ 読むこと

主として次の事項について指導する。
(ア)文字や符号を識別し、正しく読むこと。
(イ)書かれた内容を考えながら黙読したり、その内容が表現されるように音読すること。
(ウ)物語や説明文などのあらすじや大切な部分を読み取ること。
(エ)伝言や手紙などから書き手の意向を理解し、適切に応じること。

エ 書くこと

主として次の事項について指導する。
(ア)文字や符号を識別し、語と語の区切りなどに注意して正しく書くこと。
(イ)聞いたり読んだりしたことについてメモをとったり、感想や意見などを書いたりすること。
(ウ)自分の考えや気持ちなどが読み手に正しく伝わるように書くこと。
(エ)伝言や手紙などで読み手に自分の意向が正しく伝わるように書くこと。

つまり、聞くことができていないと、「話すこと」だけでなく「書くこと」にも支障が出てくるわけですね。

しかも、英語の力を付けるためには、この4つの技能はバラバラに伸びるのではなく、「話す」技能は「読み・書く」技能の基礎・基準として、「聞く・読む」技能は「書く」技能の基礎・基準として役立つとされています。

それぞれが支え合って成り立つというわけです。

(参考)英語の力を付けるための「技能」という考え方

「文法訳読」なんて言われる授業を受けてきた管理人にとっては、ちょっとびっくりの内容ですが(汗)

学校教育でも、英語を身に付けるためには、英語を「聞くこと」がかなり重要な要素として位置付けられているようです。

スピードラーニング・ジュニアに関する詳細は、こちらのページも参考にしてみてくださいね。