イヤホン

洋画やドラマを使う場合は聞き流すというよりアクション!?

英語を聞き流すだけでOKというスピードラーニングですが、ネットをちょっと歩いただけで、「これってほんとに効果があるの?」といった疑問の声にぶつかります。

確かに、エスプリラインのサイトに書かれているように、英語を聞いていて「ある日突然、英語が口から飛び出した」といったキャッチコピーを見ると、「そんなにうまい具合にいくのかな?」と思いますよね。

でも、英語の語学学習に関して調べてみると、英語習得者からも「英語の映画やテレビドラマを見る」ことがもっとも効果がある勉強法として挙げられることが多いようです。それも、一日中つけっぱなしで聴き続けるスタイルもあるようです。

スピードラーニングとちょっと似ている気がするんですけど、どうなんでしょう?

ということで、英語の映画やテレビドラマを使って英語を勉強するのは一体どういうやり方をするのか、「日経ビジネス アソシエ」でも特集されていたのでまとめてみることにしました。

共通するポイントは、「内容を把握しているもの」で聞き流すこと

どういったものを選ぶかというと、「自分が好きで何度も見ている映画やドラマ」を利用するようにすすめられることが多いようです。

これはすでにストーリーがある程度わかっているので、会話の内容がわかっているわけで、全く分からない状態から手探りでやるより効率的に理解できるようになるためです。

やり方は、内容を把握した状態で英語を聞き流すのが基本となります。大体、こんな感じになるようです。

1. 最初は日本語字幕を見てもOKなので、内容が頭に入るまで見続ける。(内容を把握)
2. ストーリーや大まかな会話を覚えたら、字幕を英語にする。(音が変化した英語も字幕で把握)
3. 最後に字幕なしで英語やドラマを見る(音だけを頼りに慣れる)

ただ、「『超』英語法」でも指摘されているように、近年の映画では不正確な発音やスラングが混じることが多いので、「これ好き」と思っても意外と難しい英語になってしまうことがあるようなので、その点は要注意。

自分に合った素材選びが重要ポイントになりそうです。

「日経ビジネス アソシエ」で紹介されていた聞き流し方法

「日経ビジネス アソシエ」2013年6月では、本間正人さんの方法が紹介されていました。「好きな映画を1本決めて、繰り返し20回見る」というのですが、これがちょっとややこしいです(汗)

1. 最初は「英語音声・日本語字幕」で見る。
2. 次に「日本語音声・英語字幕」で見る。
3. 次に「音声、字幕ともに英語」で見る。
4. 最後に字幕なしで見る。
5. そして、好きな役を1人選び、その人が登場する場面だけ台詞をリピートする。
6. ある程度できるようになったらシャドーイングする(声に合わせて話す)。
7. 身振り、手ぶりも真似て、その役になりきる。

5番以降の「なりきる」とこはかなり大変なので、「好きなシーン5分に絞ってもいい」とは書かれていましたが、これはかなり好きでないと、ほんとに大変そうです。

アクション映画を選んでしまった日には、体のほうがもちそうにありません(汗)

でも、青野仲達さんの紹介している方法はちょっとよさそうですよ。

「『音と絵に集中する』と割り切って、まず日本語の吹き替えでストーリーを把握してから、英語の音だけで映像を楽しむ」という方法です。ジャーナリストの吉岡正晴さんという方が実践されていたのだとか。

「絵を見て、音を聞いて、さらに字幕を追うのは意外と労力を必要とする」ため字幕を排除してしまうわけですが、スピードラーニングと違うのは絵が入るか入らないかというだけです。

どちらも、いちいち辞書を引かなくてもわかる内容を繰り返し聞くことで、英語とその意味が無理なく理解できるようになることを目指すわけです。

まとめ

音を聞いて聞き流す──

これは洋画や海外ドラマを使ってもできることなので、スピードラーニングとよく似ているように見えますが、1つ違う点は「動く映像を一緒に見ることができる」点だと思います。

言葉に伴うニュアンスや雰囲気も、音だけでなく動きと一緒に見ることで理解が深まる場合が多々あります。

ただその分、テレビ画面やモニターの前から離れることができません。

以前、別記事に掲載した洋画や海外ドラマを活用した勉強法も、画面をじっと見ながら英語に耳を傾けることを前提としたものが多いようです。

似ているけれど、好きな場所で好きなだけ聞き流しができるスピードラーニングとは少し違う勉強法ということになりそうですね。

意味もわからずただ聞き続けるのではなく、知っている内容を選んで(もしくは覚えて)、何度も繰り返し聞き流すことで、英語の発音に耳を慣れさせるのがもっとも効果的である点は共通しているようです。

このことは、「英語を聞き流す」ときの大切なポイントと言えそうです。