参考書

英語ができる人とできない人の境目は500点

TOEICは英語によるコミュニケーションの能力を評価する世界共通のテストです。

そのTOEICテストを運営する財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(ITBC)では、英語及び英語活用状況を調べるためにさまざまな調査もしているんですよ。

英語に関して、ちょっとおもしろい調査が発表されていたのでご紹介します。

今回、まとめられたのは、「企業・学校における英語活用調査──」という調査で、調査対象は国内の上場企業およびTEICテスト採用企業・団体、韓国・上海・香港・台湾・シンガポール・タイにある日系企業、国内のTOEICテスト採用学校でかなり広範囲です。

できる、できないの境目はTOEICスコア500点

その中で、「求められる英語コミュニケーション力」と題されたまとめがあり、ちょっと興味深い結果が出ていました。「TOEICスコア500点」が、できる人とできない人の境目であるようなのです。

調査結果中の「求められる英語コミュニケーション力 ─ 理想と現実」というまとめによると、英語スキルに関するさまざまな質問タスクに対して「できる」、「できない」と自己評価していきます。この結果、大体500点~600点くらいのところで、「できる」と「できない」の色が分かれていることがはっきりと見てとることができます。

もちろん、TOEICの点数が高ければ、それだけいろんなことに対して「できる」と答える人が増えているのですが、英語を学習するうえでもこれは大きな目安になりますよね。

学校と企業では重視する傾向にずれがある

この調査では「理想と現実」と副題が付いているだけあって、企業や学校が従業員や卒業生に何ができることを期待しているのかも見ることができます。

これも興味深い点なのですが、学校と企業では期待する(重視する)傾向に少し違いが見られるようですよ。

調査の対象になっている英語のスキルは、「リスニング」、「リーディング」、「スピーキング」、「ライティング」、「コミュニケーション」の5つとなっているのですが、高校・大学ではリーディングの指導割合が大きいのに対し、企業・団体ではスピーキングとリスニングを重視して、そうした項目の指導が多くなる傾向が見られるというのです。

「英語ができない」「英語が苦手」といった話をよく聞きますが、学習の場と働く現場のずれが意外と影響しているのかもしれませんね。

【参考】
TOEIC 公式データ・資料