ウェールズの海にできた泡

ウェールズの海にできた泡 Spuming waves by Mooganic

冬になると、日本海沿岸は強風にあおられて岩場で砕け散る波が白い泡状になることがあります。

「波の花」(なみのはな)とも呼ばれるこの現象は、古くは土佐日記にも登場するほど古く、冬の季語にもなっています… が。

イギリスのウェールズにあるリゾート地、Cleveleysという海辺の町は、ちょっと規模が違うみたいですよ。昨年暮れのことですが、町を埋め尽くす大量の泡が発生して話題になっているようです。

ネット上に公開されている写真を見ると、空中を雪のように泡の塊が舞い、足のスネあたりまで泡で埋もれながら人が歩いています。深い所では90cmも積もったのだとか。すごいですね(汗)

原因は調査中とのことですが、海の藻などが作りだした物質が、激しい強風と潮にさらされて生まれたものと見られているようです。日本海の波の花に似ているけど、藻の物質が入ってると聞いたせいか、写真を見るだけでもけっこうコッテリした印象で粘度がありそうに見えますね…。

ちなみに、上の写真はflickrで見つけたウェールズの海に発生した泡の写真です。

bubble(泡、あぶく)って言うのかと思ったら、この場合froth(ビールなどの小さな白い塊の泡、あぶく)という言葉もあるんですね。写真に付けられたタグを見て、1つ賢くなりました。

2007年3月18日に撮影された写真なので、町を覆っていた泡とはまた違うと思うのですが、確かに海が泡だらけになってます。

今回は泡を生み出していると言われる強風もすごいらしく、毎時90マイル(145km)の突風が一帯を吹き荒れているそうですよ。

この騒ぎはこれが初めてというわけではなく、数年ごとに1度発生しているのですが、今年は3回目と回数が多く、服や自動車の汚れなどの被害が広がっているようです。

イギリスの海って、なかなかすごいみたいです。