「スピードラーニング・ビジネス」ってどんな感じ? その第一印象

スピードラーニング・ビジネスの試聴用CD

スピードラーニング・ビジネスは会社が舞台です

「スピードラーニング・ビジネス」の試聴用CDを聞いてみて、管理人の第一印象は、「わ、難しい~」でした(汗)

というのも、現在進行中の「スピードラーニング英語」とちょっと違うところがあるんですね。簡単にまとめてみました。

スピードラーニング・ビジネスは即戦力向き

ナレーションは抑揚を抑えた聞き取りやすい声、文章そのものは意外とわかりやすい言い回しになっているので、聞き流し自体は難しいものではありません。

管理人が「難しい」と感じたのは、ビジネスマン向きに特化しているところが、聞き流しにも影響しているようでした。

例えば、難しい単語が入っている

ビジネスの場が舞台となっているので当たり前事項なのですが、難しい言葉が出てきます。

Filing Expense Reports and Attendance Records
経費の申請と出勤簿の入力

なんていうのもそうですよね。管理人は耳慣れないせいか、一瞬「???」となってしまいます。

微妙に早い気がする

何秒間に何語… と数えたわけではありませんが、「スピードラーニング・ビジネス」は全体的に少し早めにしゃべっているような気がします。

もちろん、何回か聞き流すとついていくことができる程度で、「スピードラーニング英語」第2巻に出てくるパイロットの機内アナウンスのほうがよっぽど早口なんですが(汗)

登場人物がビジネス特有のてきぱきしたしゃべり方になっているので、余計にそう感じるのかもしれません。

でも、この点はビジネスで海外へ行った場合、容赦ないスピードで会話が進むことから、ナチュラルスピードの英語であることを重視した構成になっているようなので、その辺が影響しているのかもしれませんね。

スピードラーニング・ビジネス第1巻とスピードラーニング英語第3巻※これは後でわかったのですが、英語特有の前後の音がつながったり消えたりするリエゾンがけっこう出てくるので、それが影響しているようです。

(参考)スピードラーニング英語 vs スピードラーニング・ビジネス、実際に聞いて比較してみた

上記聞き比べの記事を見てもらうとわかると思うのですが、スピードラーニング英語と比較してみると一目瞭然。

所々、やや長めのセリフがあるので、英語特有の音「リエゾン」が出現しやすいみたいです。

これがあると、初心者は聞き取れなくて、ものすごく速くしゃべってるように聞こえるんですよね。

管理人みたいに、「わー、これ無理」と感じる人は、スピードラーニング英語をいくつかやってみて、耳が慣れてからチャレンジするか、ビジネスの中でも短い言葉でやり取りしているところに注目して慣れていくのがいいと思います。

「ナチュラルな音に慣れてください」というスピードラーニングのスタンスからは外れますが、少し音をゆっくりめに再生することができる人は、一度ゆっくりめに再生して音をたどって確認してみるのもいいかも。納得できたら、ナチュラルスピードで聞き流して慣れていきます。

第1巻から、英語を口に出して話すところまでがしっかり入っている

「スピードラーニング英語」の場合、英語初心者や英語が苦手な人も対象としているせいか、広告でも「まずは気軽に聞き流しましょう」という点にポイントが置かれているような気がします。

この点、「スピードラーニング・ビジネス」は、「苦手とか言ってる暇はないです、英会話が必要です」という人向きだと言えます。

CDの構成から見てもそうですよね。「スピードラーニング英語」と比べると、こんな感じです。

Disc1 英語→日本語 【スピードラーニング英語と同じ】
Disc2 英語 【スピードラーニング英語と同じ】
Dixc3 シチュエーションパートナー 【シリーズにはない新しい構成】

「シチュエーションパートナー」は、これまでのスピードラーニングシリーズにはないものです。

SL WORD PARTNER」にも少し似ていますが、英語を口に出して練習することに、より重点を置いた構成となっています。

「スピードラーニング英語」の場合、ある程度、聞き流しを続けたら、次の段階として英語を口に出していくことが「Welcome to English」でも解説されているのですが、それをさらに短期間に強化した感じですよ。

日本人はスピーキングが苦手とよく言われますが、そうした苦手意識を考慮した構成になっているようです。

人物設定がかなり細やかなドラマ仕立て

会社のイメージ登場人物が何人か出てくるのは「スピードラーニング英語」も同じですが、「スピードラーニング・ビジネス」の場合、さらに細かく人物設定がされているようです。

「BIZPedia」(Vol.1)には第1巻の登場人物の紹介が簡単に書かれているのですが、年齢や働く会社の部署、性格の設定まで決められていました。なんと、取引先の人物の年齢まで設定されているんですよ。

これは、「ビジネス英語=難しい」というイメージを覆す工夫の一つみたいです。

「『スピードラーニング・ビジネス』のご案内」には、「ストーリーはテンポよく、時にコミカルに進むドラマのような内容」と紹介されているのですが、ほんとにドラマに近い仕上がりになってます。

頭の中でイメージしやすいと、聞き流しにも取り組みやすくなるので、「この話、好きだな」と感じる人はちょっとおすすめですよ。

次の記事では、試用期間中に見ておきたい資料を中心にご紹介します。

タイトルとURLをコピーしました