スピードラーニング英語・第5巻の感想

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この記事は旧版のスピードラーニング英語の「第5巻 家族、友達との会話(FAMILY AND FRIENDS)」についてのレビューです。
スピードラーニング第5巻

教材名:第5巻 家族、友達との会話(FAMILY AND FRIENDS)
ジャンル:日常生活
英語/日本語:17トラック 55分
英語のみ:17トラック 16分
聞き流し時間:2014年7月の届いた1カ月、2015年5月からけっこう頻繁に聞き流し&真似の練習

内容

– コンテンツ –
・家族でピクニック(A Family Picnic)
・子どもを甘やかさない(Don’t Spoil Your Children)
・責任(Being Responsible)
・子どもに必要以上のプレッシャーを与えること(Putting Unnecessary Pressure on Children)
・お金の大切さを学ぶ(Learning the Value of Money)
・バースデープレゼントを買いに行く(Shopping for a Birthday Present)
・病気になる(Getting Sick)
・帰宅(Arriving Home from Work)
・勉強不足(Not Studying Enough)
・大学卒業(Leaving University)
・宿題を一緒にする(Helping Each Other with Homework)
・友達を気遣う(Taking Time to Care)
・将来の夢(Future Dreams)
・キャンプに行く(A Camping Vacation)
・海で(At the Beach)
・昔の写真(Old Photographs)

この巻は、「友達と家族」がテーマになっているだけあって、親しい人同士の会話が中心になります。

ストーリーの中心になるのは、Mr.BrownとMrs.Brownご夫妻。お姉ちゃんのJudyと弟のGregの兄弟がいます。

GregはMr.Brownが「12歳」と言う場面があるので、小学生ですね。Judyは「SATのテスト」が話題に上るので、高校生です。

※SATって何?
非営利法人College Boardが主催するテストのこと。
アメリカの大学を目指す高校生のための学力テストです。

この他、Judyつながりなのか、高校生から大学生ぐらいの子どもたちの会話が展開します。

聞いて感じたこと

こうした年代って、学力のことや将来のことが絡んでくるので悩ましい年代ですよね。

でも、そうした年代とは縁遠い管理人は、一応聞いてみたものの、特に興味もなかったので華麗にスルーしてました。これが間違いのもとですよ(汗)

っていうか、ここ、聞き流すだけだとちょっぴり簡単に感じます。たぶん、家族間とか親しい友人間の会話だからですね。

使う言葉がすごく短くて、「え、会話って、こんなんでいいの?」と思っちゃう場面がけっこう出てくるのです。

とにかく外国の友達作って、今すぐ会話がしたいの! という人にぴったりな巻かもしれません。

(来週、グレッグが学校の劇に出るという話を聞いて)
Mr.Brown: What night?
ブラウン氏: いつ?

Mrs.Brown: Tuesday night. You should come.
火曜の夜よ。行ってあげて。

(仕事が忙しいから行けるかどうかわからないなどといろいろ言い訳)
Mr.Brown: You’ll be there, though.
でも、君は行くんだろう。

Mrs.Brown: Yes, but he wants you to be there, too.
ええ、でも、グレッグはあなたにも来てほしいのよ。

そんな受け答えしてたら離婚されちゃいますよ、ブラウンさん!

「子どもを甘やかさない」の回でも、思いっきり子どもを甘やかすダメっぷりが強調されてるMr.Brownですが(汗)ともあれ、「あれ?これなら私も言えそう」って雰囲気がありますよね。

そう、第5巻は、多分聞き流しだけじゃなくて、聞こえたとおり真似する巻になってるんだと思われます。

実は5巻には、「話す基本 英語を話すための口慣らし」CDが同梱されているのですが、このCDには聞き取った英語を口に出すことがすすめられているんですね。

このCDを参考にしながら、「じゃあ、真似してみましょうか」と素直に第5巻を真似すると、とてもスムーズに取り組めると思います。

ストーリーは、部屋の掃除をやってなくてお説教をくらうとか、好きなテレビが始まったのに、「勉強やってるか」と絡んでくる父親の相手をするとか、誰もが一度は通ったことがある身近な場面が出てきます。この辺のシーンはとても感情移入しやすくて真似しやすいです(笑)

これに気付かずに、「そうか、次の段階は聞いて真似すればいいのか! じゃあ最初に届いた1巻から…」なんて思ったりしたら、たぶん、心が折れます。(管理人の場合、半年くらい・汗)

いきなり第1巻に戻って話す練習をしようとすると失敗する理由考察

第1巻 日常会話 第5巻 家族、友達との会話 
ミラー夫妻は隣人だけど、引っ越してきたばかり。少し改まったところがある。 高校生の子どもがいるので、30歳代くらいの夫婦・家族を中心とした友人、知人。「今度、休暇を取ってキャンプに行こう」と誘ったりけっこう親密。
身近な日常会話 身近な日常会話
伊藤夫人は日本人なのに、腹が立ってくるくらいかなり早口。しかも結構よくしゃべる。 早口だけど、身近な人間関係のせいか、短いやり取りや短い文章の組み合わせ多し。

どちらも身近な日常会話ですが、人間関係で見ると親密度が大分違うようです。雰囲気が違うのも、こうした人の距離感の違いが影響してそうです。しかも、伊藤夫人は早口です。←嫌い過ぎ

そんなわけで、聞いて真似するだけでも、第1巻はけっこうハードルが高いと思われます。

これ、もしかしてちゃんとそんなふうに設計されてるんですよねきっと。巻の構成というか絶妙なタイミングだなぁと思いました。

こんな人におすすめ

ずばり、聞いて声に出す練習を考えている人は、この辺の巻までやってみるのがよさそうです…。もちろん、付属してきたCDは、「おまけでしょー」とか言ってないで、ちゃんと聞くのがおすすめ。

聞き流すのは簡単そうな巻なんだけど…

聞き流すのも真似するのもやりやすそうなんだけど、でも「簡単」というわけではありません。けっこう早口です。

日ごろ、どれだけ自分はゆっくりしゃべってるんだという感じですが、ちょっとついていけないとこがあって困ります。早口言葉の練習が必要かなぁ(汗)

でも、外国人向けの日本語講座で聞いた話なんですけど、日本語を勉強する外人さんも、実は日本語のことを「とても速くしゃべっている」と感じているらしいですよ。

…あなたたちのほうが、よほど速くしゃべっているではありませんこと?(汗)

慣れてない音を聞いたり、話そうとしたりするときは、日本人、外国人を問わず、速く聞こえるものみたいですよ。

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