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5文型を教えているのは実は日本だけ!?

スピードラーニングで聞き流しに取り組むと、「これまで習った英語の知識を白紙にしてください」という解説があります。

つまり、これまでの暗記や文法を中心とした勉強法を一旦横へ置いて、英語の音に集中することが大切だと説明されているのですが、そもそも文法って何なんでしょうね。

管理人はSVOとか、SVCとか、なんかそんな形があったなーと、なんとなくうろ覚えにしてるだけなんですけど(汗)

どんなものなのか知らないままというのも何なので、文法について簡単に調べてみることにしました。

まずはおさらい、5文型ってこんな形

第1文型 主語+動詞 (S+V)
第2文型 主語+動詞+補語 (S+V+C)
第3文型 主語+動詞+目的語 (S+V+O)
第4文型 主語+動詞+間接目的語+直接目的語 (S+V+IO+DO)
第5文型 主語+動詞+目的語+補語 (S+V+O+C)

手元にある「英文法解説」(江川泰一郎著)によると、英語の文は、「『主語+述語動詞(動詞)』を中心に」成り立っていて、「述語動詞の性質によって5つの文型に分けられる」と書かれています。

後ろにくっついたりくっつかなかったりするのは、動詞が決めてるんですね。

ともあれ。

日本では文法と言えばこうした「5文型」がまず出てくるのですが、実は海外ではこうした文型の分類って存在しないそうですよ。

昔の英語には文法がなかった!?

ネットの記事で見かけた話なのですが、留学先の大学で文型の質問をした際、5文型のことを海外の先生が知らなくてびっくりしたという体験談がありました。「一体どうなってるの?」と管理人も不思議に思ってたのですが…。

そもそも英語って、文法を持たない言葉だったみたいです。

Oxford English Dictionaryによると、「grammar」はこんな解説が書かれています。

In early English use grammar meant only Latin grammar, as Latin was the only language that was taught grammatically.

なんと、初期の英語では文法というとラテン語の文法のことで、ラテン語が唯一文法を持つ言語だったというんですね。

昔は知識が集まる場所として宗教が大きな役割を果たしていたわけですが、ヨーロッパではそれはカトリック教会で、そこで使われていた言葉がラテン語でした。

巨大な権力を持つ聖職者が世俗化していったことから教会内に腐敗が広がって、ヨーロッパ各地で宗教革命が起こるのですが、聖書は聖職者のみが理解できるラテン語で書かれていたため、聖職者の権力の源、腐敗の根源ということで、各地の母国語で聖書の翻訳が始まりました。

ただ、文法を持たない英語で文法を持つラテン語を翻訳するのはなかなか大変な作業だったようで、「自分たちの英語にもラテン語みたいなきちんとしたルールを持たなければいけない」という意識が生まれ、それ以後さまざまな文法書が登場することになります。

その中でもっとも人気を集めたのが Lindley Murrayの「English Grammar」という本で、1795年(寛政7年)に日本で最初につくられた英文法書も、この本を翻訳したものなんだそうですよ。

日本人ならみんな知ってる5文型の登場は20世紀になってから

ただ、このMurrayさんの文法書には5文型の解説はなく、この概念は20世紀になってからのことになるようです。

もとになったのは、イギリスの語源学者C.T.Onionsの「An Advanced English Syntax(1903)」という本に掲載されていた「英語の使用分類」で、導入したのは富国強兵を急いでいた明治政府です。

ただ、この5文型は当時でももっとも少ない分類法だったようで、他には7文型とか11文型とか、それよりもっと多いパターンもあったようです。

しかも「学問的にあまり価値がない」ということで、現在は廃れてしまった考え方なので、英語圏では文法学者くらいしか知らない英文法になってしまっているのだとか。

だから留学した人が大学の先生に質問しても、先生は知らなかったというわけなんですね。

でも、それ、管理人なんてただでさえ英語のことがよくわかってないのに、文法は一体どうすればいいんでしょう。

スピードラーニングをするときは、文法は横に置いておけばいいわけだから、とりあえずはいいの… かな?(汗)

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