今年度の小学校教員の採用試験で、一定の英語力が認められた受験者に加点などの優遇措置を取った教育委員会が全国68都道府県・政令市などのうち34教委にのぼることがけさの読売新聞で報じられていました。
現在、小学校では、「外国語活動」が年間35時間必修化していますが、中学校以下はあくまでも「各学校の判断で実施」という状態なんですよね。でも、2020年の学校指導要領改訂では、小学校5、6年で英語が「教科」に格上げされ、時間数も70時間に倍増する予定になっています。
この変化はかなり大きく、現行の「外国語活動」は、3、4年生に前倒しされ、中学校の英語の授業も、現行の高校と同じく、原則として英語で指導することが見込まれています。
従来の「外国語活動」の年間35時間は、中学校に前倒しして、初めて外国語活動が必修化されるというのも大きな変化です。
この節目に、小学校教員をはじめとする教員の英語力が重視されていて、英語のできる先生を確保しようと全国で英語ができる人材に対して優遇措置をとる教育委員会が増えているというわけです。
さらに詳しく内容を見ていくと、小学校教員の採用試験の中で、筆記試験の中に「外国語活動」に関する内容を加えている所が49教委から52教委へ。小学校教員の実技試験の中に、「外国語活動」を科している所が20教委から23教委へと、より実践的な英会話能力を求める動きが強くなっています。
中学校では原則英語のみの授業が見込まれているとはいえ、先生の負担はけっこう大きくなりそうですね。
当ブログでも、意外と「スピードラーニング・ジュニア」が注目を集めていたりします

最近、当ブログでもけっこう注目を集めているスピードラーニング・ジュニア(写真は2017年3月25日横浜で開催された展示会のもの)
このニュースを見て、管理人もやっと気がついたんですけど(汗)
当ブログには意外と「スピードラーニング・ジュニア」のことを見ていく方がいらっしゃるんですよ。
小中学生向けの教材なので、主人公は小学生のあやかと中学生のさとしの二人で、舞台は学校を中心としたドラマ仕立てになっているのですが、内容は一般的な会話なので、大人のやり直し英語にも使えるんですよね。
もちろん、学校の場面では、子どもたちと先生とのやりとりも出てきます。
2016年4月からは巻数も12巻から24巻になって、ALTの先生や外国人の友達に英語で日本のことを紹介するときのことを意識した、宙(そら)君のコーナーが追加されているので、英語でコミュニケーションをとる際に役立ちそうな内容にパワーアップしています。
(参考)スピードラーニング・ジュニアが2016年4月から全24巻にパワーアップ!
これまでは、英語必修化に備えた子ども向けに、親御さんが情報収集してるのかなと思っていたんですけど、もしかして学校の先生も情報収集していたりして!?(汗)
今のところ、当ブログはスピードラーニング英語の情報が主で、トライリンガル・シリーズの仏・英・日の感想記事も書かなくちゃなーと思っていたところなのですが、スピードラーニング・ジュニアも第1巻を持っているので、何か気がつくところがあればまた記事にしますね。
⇒スピードラーニング・ジュニアの体験レポの記事一覧はこちら
スピードラーニング・ジュニアに関する詳細はこちらの記事を参考にしてください。
⇒スピードラーニング・ジュニア
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