職場の部署が変わったり、新天地にお引っ越しして新生活が始まったり… 春は何かと変化の多い季節です。
特に近年は実践的な英語を要求されることが増えているので、「新しい場所で英語を習得する必要が出てきた!」という人もいるのではないでしょうか?
読み書きはある程度文法の基本をおさらいして、必要な単語を暗記していけば対応できるようですが、英語の「聞く」「話す」を含む英会話を身につけるにはどうしても時間がかかります。
働く人にとって時間を捻出することがもっとも大変。効率を重視するのはもちろんですが、教材の特徴が合っていないと語学の上達にはつながりません。
というわけで、この記事では英会話教材で代表的なスピードラーニングとロゼッタストーンについて簡単にまとめてみました。是非参考にしてみてくださいね。
※価格は2013年3月の時点での計算です。最新情報は特集記事を参照してください
スピードラーニング
管理人も利用している英会話教材です。何かしながら聞き流しOKというスタイルなので、忙しい人でも気軽に取り組めるのが特長です。
CDを聞き流しするだけでもヒアリング力アップにつながりますが、シャドーイングにCDを活用したり、充実した受講者向けサポートを利用することで、スピーキング力アップにも利用することができます。
3巻以降1カ月費用:4,644円(税込)
学習時間 1日5分~
サポート 電話、リアル開催のイベントなど
スピードラーニングは、こんな人におすすめ
・旅行で使えるぐらいの英会話力を身につけたい人
・忙しくてなかなか机やパソコンの前に座れないので、通勤時や家事の合間に利用したいという人
大きな特徴は、途中の休止・停止が自由という点にあります。
イベント開催も頻繁で、ときには地方開催もあり。イベント参加は有料ですが、同じように語学を学ぶ仲間と出会う場として、またネイティブの方と触れあう場として貴重な機会となるはずです。
通信教育は孤独なのでモチベーションの維持が大変ですが、イベントの参加はモチベーションアップにもおすすめですよ。
教材内容は、会話形式のストーリー仕立てで、英語に続いて日本語が収録されている「英語 – 日本語」CDと、英語のみCDが入っています。
「英語 – 日本語」CDを活用すれば、内容を把握するのに辞書を引く手間がないので、手軽にいつでもどこでも学習に取り掛かることができます。慣れてくれば「英語のみ」CDを利用して英語独特のリズムや音に慣れていくことができます。
実際にアメリカで生活した開発者の方の体験などがもとになっているので、かなり具体的ですよ。
最近、iPhoneやアンドロイド向けのアプリが登場したことで、自由度が格段にアップしました。
「がっつりと文法の勉強からしたい」という人には向きませんが、「読み書きはある程度できるけれど、コミュニケーションが弱いので、英語の聞き取りや会話をどうにかしたい」といった社会人のやり直し英語にぴったりです。
それから、大人のやり直し英語でコミュニケーションを重視する場合、意外と小中学生向けの「スピードラーニング・ジュニア」もおすすめです。舞台がアメリカの学校というだけで英語内容はしっかりしているんですよ。

ロゼッタストーン
日本ではあまり馴染みがない教材ですが、古くから世界的に広く利用されている英会話教材です。
ロゼッタストーンのプログラムは、「聞く」「話す」から始まって、「読む」「書く」と順を追って網羅的に学習を進めるのが特長。4技能をしっかり学びたいという人におすすめですよ。
特に、自分の発音を自動録音して、ネイティブの発音と音声波形を比較することができるスピーチ解析機能があるので、正しい発音にこだわりたい人には安心感があるようです。
学習時間 1日10分~
サポート ネット、電話など
ロゼッタストーンは、こんな人におすすめ
・しっかり勉強した感を楽しみたい人
・ある程度時間を確保できるので、パソコンを使って学びたい人
パソコン学習はゲーム感覚で取り組めるようですが、レッスンを始めるにはパソコンへのインストールやヘッドセットの設定が必要なので、この点がやや面倒に感じるかもしれません。
基礎コースには期間制限はありませんが、オンライン英会話がなく、モバイルにも対応していないので、パソコンの前に座る時間が確保できる人におすすめです。
総合コースにはオンライン英会話があり、モバイルにも対応していますが、サービスの期間が決まっているので注意。しっかり時間を確保して取り組める人でないと、少々もったいないことになってしまいます。
料金体系はやや複雑なので、自分に合ったコースを選ぶ必要がありますが、ロゼッタストーンのサイトにはメールアドレスを登録することで無料体験できるコーナーがあるので参考になりますよ。
学習内容には大きく分けて「基礎コース」と「総合コース」の2つがあり、総合コースにはさらに、1カ月プラン、3カ月プラン、12か月プランと3つの選択肢に分かれています。

別記事「どんな特長があるの? 代表的な英語教材4種を比較してみた」に英語教材の特長をまとめているので、よかったらこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
