1989年から発売されたスピードラーニングは2010年で20年以上の歴史になります。最近よく耳にする英語教材だと思っていたのですが、ずいぶん長い歴史があるようです。
この間、ずっと同じ教材が使われているわけではなく、やはり少しずつ内容を更新しているみたいですよ。今回も、2010年11月中旬から「スピードラーニング英語」の第4巻が改訂となるようです。
「たばこ」から「お風呂」へ
第4巻はどんな内容だったかというと、タイトルは「人前でたばこを吸うこと」でした。
1964年に初めて喫煙と肺がんの死亡率の関係を表す研究結果が発表されてから、禁煙が強化されています。日本もこれにならってほとんどの場所が禁煙となって、「話題としても古くなった感が否めない」ということから刷新となったようです。
替わって新しく採用されたのは、「お風呂に入る」。日米のお風呂に対する意識の違いがテーマになっているようです。
確かに、お風呂文化って大きな違いがありますよね。
入浴方法一つを見ても、日本では夜、ゆったりと湯船につかっているイメージが当たり前ですが、アメリカは朝が基本。しかもシャワーのみ。すっきりと目覚める効果の他に、エチケットとしてお風呂を活用しているようです。
朝にお風呂に入るなんて、朝寝朝酒朝湯が大好きで身上を潰してしまった小原庄助さんが代表するように、日本ではちょっとイメージが悪いんですけど、文化が違うと違うものですね。
スピードラーニングでは、アメリカのお父さんが子どもと一緒にお風呂に入ることがほとんどないのはなぜかという理由が明らかになるようです。
門限にも変化
タイトル名「門限」の部分は、そのまま「門限」ですが、一文が削除されるようです。
ふつう、日本の女の子は早く家に帰らなきゃいけないのよ。
現在は日本の女の子も門限が厳しくなくなったということで消滅してしまうそうです。いや、でもやっぱり早く帰ったほうがいいですよね(それって、古いの? 汗)
レディーファーストは過去のもの!?
タイトルの「レディーファースト」はそのままですが、最近のアメリカでは必ずしもレディーファーストとは言えないということで、内容が少し手直しされるようです。
これはちょっと意外ですよね。ネットで検索すると、「アメリカはレディーファーストの国」というのが当たり前のように書かれているのですから。
レディーファーストの起源は、中世ヨーロッパの騎士が女性を楯にした護身術──なんて説もあるようなので、本当に女性を尊重するなら違うものなのかもしれません。わかりませんけど(汗)
ともあれ、最近の日本の西洋化も含めて日米事情が語られるようです。
スピードラーニングに関しては、体験談を多数掲載しているので、よかったら参考にしてくださいね。
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スピードラーニング英語に関する詳細はこちらの記事を参考にしてください。
⇒スピードラーニング英語
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