英語習得の秘訣って何? TOEIC860点以上の人に聞く効果的なコツ

海の中の滑走路

実際に英語を話している人って、どんなコツを持ってるの?

先月の話題なのですが(汗)

英会話教材「スピードラーニング」を制作・販売している株式会社エスプリラインから、TOEIC860点を取得した人を対象に「英語習得に関するアンケート」を実施した結果が発表されました。

調査地域は全国で、調査期間は2014年10月2日(木)~10月3日(金)。回答した人は20代~50代の男女268名で、男性が40%強、女性は60%弱という割合。調査はマクロミルで行われたようです。

ところで、TOEIC860点以上ってどれくらい?

勉強のイメージ

TOEIC860点以上というと、TOEICを5段階評価したいちばん上のランクになります。

非ネイティブ(英語を第一言語としない外国人)として、英語を発信するための基本的な能力が備わっていると判断されるレベルで、「英語上級者」と言われる人たちです。

ちなみに、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の調査では、企業が国際部門の業務従事者に求める期待値は660点~840点ということなので、ビジネスの分野から言っても合格点をクリアした人たちということになります。

今回のアンケート調査の条件にも、「日常生活において、相手の言っていることの80%以上がわかる」、「ネイティブ(英語を第一言語とする外国人)との英会話で自分の意思を自由に表現できる」ことが挙げられていました。

つまり、このアンケートは英語上級者の実際の経験をたずねるアンケートということになります。

英会話力は、やっぱり聞くことが大事

海外のイメージ

調査結果によると、80%以上の人が「(英会話力は)聞くことで上達する」と回答したそうです。

しかも、「『意思疎通が可能な英語力をつける』ために、英語を聞く時間として効果的」と思うのは、「短い時間でもいいから毎日聞き続ける」ことを挙げた人が8割近くいたのだとか。

「1週間に3日以上は聞くようにする」は10%程度、それ以外の「1カ月に1度だけでも聞けるときにたくさん聞く」とか、「気が向いたときに聞く」といった回答は1ケタの割合にしかならなかったようです。

英語を聞くことで上達を目指そうと思うなら、「聞きだめはきかない」という意見が圧倒的になるようです。

効率的な語学習得の順番は?

会話のイメージ

英語の能力には、「読解」「作文」「聞き取り」「会話」があります。

エスプリラインのアンケートでは、「『意思疎通が可能な英会話力をつける』ために、理想とする学習方法の順番」についても質問していました。

結果、1位はやはり「英語を聞く」が挙げられたようです。

1位 英語を聞く
2位 英語を話す
3位 英語を読む
4位 英語を書く

ランキングからいうと、「聞く」→「話す」→「読む」→「書く」という順番が効率がいいということになるようです。

それにしても、「英語を読む」のって、第3位なのか…。最近、読んだ本が英語を読むことに関する本だったので、この結果はなるほどと納得してしまいましたよ(汗)

でも、「5分から」というのはスピードラーニングのCMでもよく耳にするキーワードだし、サポートに相談する際にも言われる言葉なのですが、「ぶっちゃけ、気休めなところもあるんじゃない?」なんて思ってたりしたのですが…。

実際に英語力を身につけた方の意見としても、「短い時間でもいいから毎日」という言葉が出てくるのはなんか大きいですよね。

昨日は冬至で1年のうちでも昼の時間がもっとも短い一日でした。どんなに頑張っても1日は24時間。少しでも英語に触れる時間があるように、日々の生活を見直すのは英語学習のうえでも大切なことなのかもしれません。

語学学習を継続するには、三日坊主対策も重要。こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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