1月は新たにチャレンジをする人が多い時期と言われますが、そんな中には英語を目標に掲げた人もいるのではないでしょうか?
でも、3日坊主が発病するのって、そろそろこのシーズンなんですよね(汗)
そういう時期を見てなのかどうなのか、日経新聞の折り込み特集「日経プラスワン」では、「何でもランキング」に「長続きする社会人の英語学習法」というテーマが取り上げられていました。
インターネット調査会社による調査で、「日常英語や仕事上でも支障なく英語が使える社会人」や、「最近3年以上、勉強したことがある社会人」など、合わせて376人が調査対象です。
長年英語を勉強してきた人や、英語を実践している人から「参考になる意見を聞こう」という企画になるようです。
英語の勉強に奇抜さはない
この調査で勉強方法として1番に挙げられていたのは、「英語の映画やテレビドラマを見る」ということでした。「やっぱりな~」と思った人も多いのではないでしょうか? 英語の勉強法としてはよく聞く話ですもんね。
でも、勉強方法として挙げる人が多いということは、やはり興味を持って取り組むことができるし、成果も挙げやすいということのようです。
この他、ラジオ講座が第2位に挙がり、意外だったのがCD付きの英語教材が3位にランクインしていることでした。
CD付きの英語教材というのは、ご存じのように毎年のように数々登場し、「効果がある」、「効果がない」と取り沙汰されることが多いのですが、実際に語学勉強で成果を挙げている人は、CD付きの英語教材を効果のある勉強法として認めているようです。
残念ながら、「それはどの英語教材か?」というところはランキングではわからないようですが(笑)「これって、ほんとに効果あるのかしら?」と、頭から疑うのはもったいない話なのかもしれません。自分に合った教材を見つけたいものですよね。
英語の勉強を妨げるのは、「時間」
英語の勉強で大切なことは「継続すること」なのですが、アンケートの結果からも、「時間がとれない」ことが勉強を続けるうえで最大のネックになっていることがうかがえます。
働き盛りの年代は、どうしても仕事、家事、育児と忙しくなる世代ですもんね。アンケートでも、4割もの人が「仕事で時間が取れない」と回答していました。
では、アンケートに回答した人達のように、長く続けるためにはどうしたらいいんでしょう?
記事にはアンケート回答者による「続けるための方法」も紹介されていたのですが、いわく、「勉強したくない日はラジオ放送などをBGMにして完全に英語から離れないようにする」、いわく、「日記に英語で一言書き加えたり、毎日の習慣に英語を取り入れる」といったように、いかにして英語と触れあう時間を「継続」するかに工夫を凝らしているようです。
そうすると、3位にCD付きの英語教材が入っているのもうなづけますよね。なぜなら、CD付き英語教材は、時間をうまくコントロールできる勉強法と言えるからです。
継続は、いかに生活の中に取り入れるかから生まれる
1位の映画やテレビドラマを使った勉強法は、映画館に出かけるか、自宅のテレビで見ることになります。興味があるものだからモチベーションは続きそうですが、そのための「時間」を作りださなくてはいけないのがネックです。
2位のラジオ講座も同じで、決められたラジオの放送時間にこちらが合わせないといけません。もちろん、携帯できる機器に録音するという方法もありますが、そのための「時間」を作りだす必要があります。
その点、CDであれば、携帯プレーヤーがあれば満員電車の中でもテキストを開くことなく勉強することができるし、家事の最中でもBGM代わりに勉強することができます。さらには育児中のお母さんなら、子どもと一緒に聞くこともできそうです。
無理なく自然に生活の中に取り入れることができるからこそ、継続できる勉強法としてCD付き英語教材が3位にランクインしていたのかもしれません。
英語経験者のアンケートの声は、3日坊主になりかけている人間にとって、かなり参考になりそうです。