「いっぱい」なのを表すときはどっちにする? 「fill with」と、「full of」

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VOA Learning Englishって、LEVEL ONEでも4分とか6分なんてものがあって長いですよね。疲れてるときは集中力がないので、ちょっとついていけません(汗)

そんなわけで、最近はNHK WORLDを見ることが多くなってました。聞くだけならスピードラーニングで鍛えてますから(汗)

でも、VOAにも程よい長さのコンテンツがあるんですね。見つけたのは、ニュースに出てくる言葉を紹介する「News Words」とか、「The Day in Photos」です。

「News Words」はビデオコンテンツですが、一つの言葉を紹介するので内容は1分ほど。しゃべっている言葉も画面に英文が表示されます。「The Day in Photos」は写真の説明なので、1枚の写真に1行とか2行程度の文章なのです。これは楽ちん(笑)

何かがいっぱいあふれてるときに使ってみたい「be filled with」

というわけで、「Hybrid」を説明している3月9日の「News Words」で、ちょっと真似したい言い回しがあったのでメモ。

The washinton Auto Show was filled with shiny new cars and, for fun, a car simulator.
ワシントンDCのモーターショーは、輝く新車にあふれ、車のシュミレーターが楽しめた。

be filled with って、ほんとに物がいっぱいあふれてる感じがしていいですよね♪ ってことで、自分の身の回りで何か言えないか考えてみました。

The nearby supermarket was filled with vegitables, fruits, and meats.
近くのスーパーマーケットは野菜、果物、肉でいっぱいでした。

…すいません。一生懸命考えたんですが、物がいっぱいあるのって、近所のスーパーしか思い浮かびませんでした(汗)

でもこれだったら、こんな言い方でもよいのかな。

The nearby supermarket was full of vegitables, fruits, and meats.
近くのスーパーマーケットには野菜、果物、肉がいっぱいでした。

どっちもいっぱいある感じがするから、どっちでもよさそうな気がするんだけど、どう違うんでしょう。こんなときは、LONGMAN辞書に聞くのがいちばんです。

be filled withの場合

「fill」で調べてみると、こんな説明が書いてありました。

BECOME/MAKE FULL
(also fill up) if a container or place fills, or if you fill it, enough of something goes into it to make it full

物がいっぱいなのはいっぱいなんだけど、だんだん増えていく「動き」を感じさせますよね。その結果、いっぱいになった状態を言い表してもOKみたいです。

例文を見ても、「キャンデーがいっぱい詰まった瓶」の他に、「彼女は目に涙をいっぱい浮かべていた」みたいな言い方が紹介されています。

be full ofの場合

一方、「full」で調べてみると、こんな説明が書いてありました。

NO SPACE
containing as much or as many things or people as possible, so there is no space left

こちらは、「とにかく今もう場所がないねん、パンパンやねん!」という状態そのものを言いたい感じですよね(笑)

特に「動き」を表現していなくても、表現するニュアンスが微妙に違うってことを知っていると、ちょっと気のきいた言い方ができそうです。

Reference VOA LET’S LEARN ENGLISH News Words: “Hybrid” March 09, 2017. LONGMAN “fill”, “full”.

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