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世代によって時間の確保の仕方が大きく変わるのが女性

そろそろ新学期が始まるシーズンです。学生の方はもちろん、社会人の中にも、心機一転で勉強を頑張ろうという方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

教育関連企業のニチイ学館が2010年8月に発表した「女性の学習に関する意識調査」では、女性の勉強時間に興味深い特徴が見られるようです。簡単にまとめてみました。

一日あたりの勉強時間の理想と現実

アンケートの期間は2010年7月23日~7月26日、全国の20代~60代の男女1600人(女性800人、男性800人)を対象にインターネット調査が行われました。

男女とも平均を見ると、一日の理想の学習時間は66分、その一方で実際の学習時間は26分と半分以下になっていました。この他、20代、30代、40代、50代、60代と各年齢で見ても、男女とも理想の40%程度しか学習時間が確保できていないようです。

「学びたいのにできない」という、理想と現実に大きなギャップが生じています。これはなぜでしょう?

理想どおりに学習できない理由

【男性の場合】
1位 仕事が忙しいから (58.1%)
2位 体力的に疲れているから (44.9%)
3位 テレビやネットなど娯楽を優先してしまうから (39.1%)
4位 やる気が起きないから (28.3%)
5位 睡眠を優先してしまうから (27.4%)

【女性の場合】
1位 家事が忙しいから(51.7%)
2位 体力的に疲れているから(46.9%)
3位 テレビやネットなど娯楽を優先してしまうから(39.3%)
4位 仕事が忙しいから(37.2%)
5位 やる気が起きないから(36.8%)

「理想どおりに学習できない理由」には、男性、女性、どちらも似たような項目が並んでいますが、女性は「家事」が1位となっています。しかもこれは女性特有の理由なんですね。

時間確保として、男女とも自由時間を短縮することで学習時間に回そうと考えている一方で、女性の中には家事の時間を学習時間に充てようと考えている人が25.3%もありました。これは4人に1人の割合になるようです。

女性は年代によって家事負担の内容が変わってくる

アンケートでは、女性の学習に「家事」がネックとなっていることが浮き彫りになっていました。

特に30代女性の場合、「仕事」「家事」の他に「育児」も抱えているため、学習時間の確保がかなり難しくなるようです。

育児休暇中では、スキルや能力の低下に対して「非常に不安を感じる」と「やや不安を感じる」を合わせると80%以上になる一方で、3人に1人が「したいことがあったが何もできなかった」と復帰に向けた学習時間の確保が難しいことが挙げられていました。

復帰を見据えた勉強が必要だと感じているのにそれができないという、ちょっと厳しい状況ですが、こうした場面ではやはり「家事をしながら勉強をする」という選択肢が自然というわけです。

家事と勉強の両立は一見難しいように見えますが、スピードラーニングのように、「ながら」が可能な勉強法を採用すれば意外と両立できることもあるようです。

近年は教育方法も、通学の他にCDを使った通信教育やインターネットを使った専門講座などいろんなスタイルが登場しているので、それぞれの生活スタイルに合わせた勉強法を上手く取り入れていきたいですよね。

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