留学をすれば、朝から晩まで現地の言葉に囲まれて暮らすわけだから、1年もしたら簡単な会話くらいはできるようになる…
と思うのですが、残念ながらそうはいかないのが現実のようです。留学の情報を扱っているサイトでも、「1学期~1年程度の留学では、現地のイントネーションを身に付けることは難しい」と紹介していることが多いみたいですよ。
いざ帰ってきた時に残念な思いをしないためには、「留学前の準備」が大切になるようで、特に英会話の基本となる聞き取り力を強化するのがおすすめになります。
会話習得の妨げになる負のスパイラルに注意
留学しても言葉がわからないまま帰国してしまったという人には、「『わからない』の負のスパイラル」に陥ってしまうことが多いようです。
一度、「難しい」、「わからない」と思ってしまうと、以下のような負の思考回路に入ってしまうのだとか。
英語と日本語はかなり違う言語であるうえに、フレーズの中で音が消えたり変化したりするので、日本人にとって慣れていない音が多いのです。こうした慣れていない音は、最初は「雑音」として処理されてしまうので、うまく聞き取れないことが多いんですね。
英語をスムーズに習得するためは、英語のリズムに慣れて、英語特有の音を聞き取れるようになることが大切です。
準備はやはり留学前に
留学しても、現地の言葉が「聞き取れない」、「話せない」という状態にならないためには、留学前に十分に聞く機会を作って、耳を慣らしておくのがおすすめです。
でも、留学の資金稼ぎのために、バイトで忙しいという人もいますよね。勉強に充てる時間がなかなか取れないケースが多いようです。
そんなときは、勉強する場所や時間をわざわざ作らなくても取り組むことができる、聞き流し系の英語教材を活用するのがおすすめです。
自分のライフスタイルに取り入れることができるので、「ながら聞き」や移動時間などのすき間時間を使えば、無理なく英語に触れる時間を増やすことができます。
また、「自分は英語以外の言語で留学する」という人の場合も、実は英語が話せると便利なことが多いようです。
アジア系の留学生は「英語は話せる」という人が多いので、こちらも英語ができれば、同じ留学生同士で交流できる可能性があるからです。
何かと不自由な海外生活も、留学生同士のネットワークを早くから築くことができれば、学習の環境も全然違ったものになりますよね。
スピードラーニングは英語、日本語とともに、他言語を聞き流しすることができるトライリンガルシリーズ(イタリア語、ドイツ語)があるのでおすすめですよ。