ハッブル望遠鏡

Image Credit: NASA, The Final Mission to Hubble

写真はハッブル宇宙望遠鏡が最終ミッションに向けて宇宙へ放たれたところです。スペースシャトルのアトランティスが撮影したものをNASAからもらってきちゃいました♪

そういえば、NASAのサイトでは写真に英語で短い説明文が書かれているんですよ。宇宙が好きな人は、こういう英文を利用して勉強するのもいいかもしれません。

管理人もちょっと頑張って読んでみました。

7年ぶりに行われた大修理

1990年の打ち上げ以来、これまで4度の修理が行われてきたハッブルです。前回行われたのは2002年だったので、今回は7年ぶりの修理になるんですね。

お金がかかるということと、危険過ぎるということで、今後このような修理は行われないみたいですが、今回のミッション成功のおかげで、ハッブルの寿命は5年以上延びることになるそうです。

ところで、前回のミッションから見て、すいぶん時間があいてますよね。これはやはり2003年2月1日に発生したコロンビア事故が影響しています。

計画自体が遅れたうえに、この危険度が高い作業も「ロボットで行うべき」といった意見が出て議論になったようです。でも、一連のサービスミッションは、ロボットでは処理しきれない高度な作業でもあるんですよね…。

今回のミッションは、前代未聞のダブル発射態勢で遂行

ハッブル宇宙望遠鏡のサービスミッションを行うには、高度500km以上の軌道でハッブルにランデブーする必要があります。

宇宙から降り注ぐ放射線の影響を考慮して、人体に安全な500km以下がスペースシャトルの軌道高度となっていますから、ぎりぎりの高度での作業となります。

そして、修理するために、シャトルのペイロードベイにハッブルを固定する必要があるのですが、そのためにはロボットアームを使ってハッブルを捕まえなければいけません。

ニュースの映像を見ていると、シャトルもハッブルもまるで止まっているように見えますが、実際はどちらもものすごいスピードで移動しています。

このような状況下で相手を補足、固定して、元の軌道に再投入するのは、スペースシャトルでなければできません。

今回のサービスミッションはアトランティスが担当しましたが、地上では万が一のトラブルに備えて、エンデバーが待機していました。

作業中に万が一、アトランティスの機体を損傷してしまったら、宇宙飛行士たちは地球に戻ってこれませんもんね。

スペースシャトルが宇宙に滞在できるのは意外と短く、16日前後。何かあった場合はすぐに救出に向かえるように、今回のミッション中、エンデバーはいつでも発射できるホットスタンバイで待機していたそうです。