聞き流しをしているときに、わからない単語が出てきたらどうするの?

木と電線が交差するイメージ

聞き流しをしていると、けっこうわからない単語が出てくるものですが…

スピードラーニングは日常の会話で構成されているので、それほど難しい内容ではありません。中学校レベルの英語があればOKという感じです。でも、聞き流しをしているとわからない単語って出てきますよね。

学生時代に勉強をサボっていた管理人の場合、かなりわからない単語が多いのですが(汗)そんな場合はどうすればいいのでしょう?

基本はやっぱり聞き流す!それも何度でも

イヤホン

聞き流しで何度も出会うと、知らない言葉も顔見知りになってきます

「英語 – 日本語」CDを聞いていれば、英語のすぐ後に日本語が流れるので、大体の内容は把握できますよね。最初のうちは、それでOKです。

多少わからなくても、「次にまた聞けばいい」という楽な気持で、どんどん聞き流していくのがいいみたいですよ。

初めて出会うものは、わからないと不安を感じるかもしれませんが、何度も出会ううちに何となく顔見知りになってくるはずです。

一般的な英語教材も、実は同じように重要な事柄は何度も出会うように構成されていることが多いみたいです。

人間、やはり一度出会った程度では頭に入らないみたいで、身につけるためには、何度も反復することが大切なのかもしれません。

顔見知りになっていた単語は、出会うとわかるようになる

「わからないなりに、顔見知りになっておく」というのは意外と大切みたいで、管理人の場合、スピードラーニング英語 第6巻「フレンドシップ」に出てくる “disaster”が印象的です。

(参考)NHKスペシャルの「ディザスター」とマイクの「disaster」

聞き流しで意味がよくわからず耳にしていた単語と、テレビで見て耳にしていた単語がピピッとつながった瞬間があったので記事にしたのですが、聞き流しをしながらいろんな英語に触れていると、記事にした “disaster”ほど印象的でなくても、大なり小なり「あ!これか」と思うことが多くなる気がします。

辞書で一生懸命意味を付き合わせるより、こんなふうに日常でひょいとその言葉に出会って、「あっ!」と思った瞬間のほうが体に入ってくるような気がするんですよね。

管理人は、その数が増えるごとに、聞き取れる音が増えているような気がします。

「聞き流しで顔見知りになっておく」ことは、言葉の意味場を作る作業と言えるのかも

星空のイメージ

以前、翻訳を仕事にしている方が書いた本を読んだ時に、「ことばの星座」という考え方を知りました。

(参考)ことばの星座 ~管理人と英語~

“beautiful” という単語も一つだけぽつんと存在するのではなくて、ある方向には “graceful”→ “elegant”→ “delicate”とつながっていって、ある方向へは”bright”→ “brilliant”… といった感じにつながっていって、意味やイメージの連想が星座のようにつながっているという考え方です。

「言葉が作り出す意味の場」は、辞書で1対1の意味を調べているだけでは理解することができません。

辞書で隣り合う言葉をたどってみたり、実際に使われている言葉に出会ったり、自分から動かないと手に入らない感覚だと思います。

管理人がいちばん手軽だと思うのは、聞き流しで実際に使っている「場」に触れることだと思うんですよね。

聞き流しで実際に使われている「場」をいくつも経験しておけば、マイクの “disaster”のように、実際に出会った時につながりやすくなります。辞書で意味を調べる場合も、こんなふうに自分の中でつながってから調べたほうが、ずっと納得がいきますよ。

こうした作業は、「言葉が持つ意味場」を自分の中に作るうえでも大きな力になってくれるんじゃないかな? と思うのです。

わからないと不安が大きいという人がいるかもしれませんが、あまり心配せず、どんどん聞き流しをして、いろんな英語に出会うことを心がけていると、ちょっと違った世界が開けるかもしれませんよ。

[dfads params=’groups=127&limit=1&orderby=random’]
タイトルとURLをコピーしました