「これ、英語でどういうの?」と思った時、辞書を使わずに調べる場合はどうしてます?
管理人の場合、思いつくキーワードで直接ネット検索しちゃうんですけど(汗)
Mainichi Weeklyに「カレーライス(curry rice)は和製英語か」という記事を書かれてた、江南女子大学の引野剛司教授がちょっと参考になるテクニックに触れていたのでメモしています。
ニューヨークタイムズのアーカイブが便利らしい
なんでも、単語などで迷った時は、ニューヨーク・タイムズのアーカイブに当たってみることにしているんだそうです。
調べてみると、確かに「Archive」というページがありました。
参考 Archive / The New York Times
古い時代のものになると有料になるみたいですが(汗)でも、随分古い年代まで遡ることができるみたいですよ。
1851年から現在までのものなら、無料で見ることができるみたいです。
※1923年~1986年は概要のみで記事内容は有料
っていうか、海外の新聞の過去記事ってずいぶん残ってるものなんですね!
日本の新聞社は一定期間を過ぎると消してしまうとこが多くて、後から探してもわからなくなっているので、「新聞のアーカイブを見よう」なんて発想はありませんでしたよ(汗)
アメリカの新聞の中でもオンライン化にいち早く対応したのがニューヨークタイムズ
というわけで、もう少し調べてみたところ、この充実したアーカイブは、ニューヨークタイムズがもともとオンライン化への取り組みに熱心な新聞社だったからというところが大きいみたいです。
ニューヨークタイムズがオンライン事業を始めたのは、他社に先駆ける1996年からのこと。新聞の広告収入や発行部数の減少が深刻化する前からの取り組みだったようです。
そのせいか、サイト上で展開するオンラインサービスも豊富で、ポッドキャスティングやビデオの配信、iPhoneやKindleの対応、SNSの展開やデータベースを外部から利用できるように開放していたりもするみたいですよ。
過去記事はもともと有料だったみたいですが、2007年秋から無料でオンライン検索・閲覧ができるようになりました。
頭打ちになっていた会員登録よりも、ネット広告のほうが収益が上がるという見込みから無料化に踏み切ったようです。
でも実は電子版記事の大半を有料化するという試みは意外と少なく、アメリカの大手新聞の中ではニューヨークタイムズの他にはウォールストリート・ジャーナルくらいしかなかったみたいなので、珍しい存在だったみたいですね。
ネットの情報は「無料」という意識が強いのはアメリカも同じで、有料化というのはかなり難しい運営方法であるようです(汗)
というわけで、「Archive」と書かれたページへ行かなくても、Neu York Timesのトップページから検索すれば、1851年からの対象期間で検索することができるみたいですよ。
続けて何度も検索していると登録するようメッセージが出るみたいだけど、管理人はまだ出てないので、出てきたら手続きしてみようかな(汗)
ともあれ、こんな充実したアーカイブが利用できるなんてありがたや。
管理人も、「これ、英語でなんて書くの?」と思った時は、ニューヨークタイムズの検索を利用してみようと思います。