以前、YouTubeで見つけたBBC Lerning Englishには、「LEARN THE SOUNDS OF ENGLISH」という項目があり、発音を勉強することができるようになっています。
管理人はあまり熱心に英語を勉強してこなかったので、発音はさっぱりなのですが(汗)
英語の音には、一応どんなものがあるのか簡単に調べてみました。
発音記号も、日本独自のものと国際的なものがある
日本で使っている発音記号は「Jones式発音記号」と言われる記号なんだそうですよ。よく辞書の前とか後ろに一覧表が出てますよね。
一方、ヨーロッパで作成されたもので国際的に広く使われている発音記号には、国際音声記号(IPA)というものがあります。
単語ではなく発音記号であることを表すために、 / / とか、 [ ] で囲まれて表記されます。
BBCの教材は /i/ といった感じで表記されていて、これなんぞ? と思ったんですが、IPAの表記で表されていたんですね。
発音記号の一覧表によっては記号があったりなかったりするみたいですが、ざっと気になる所を上げるとこんな感じになります。
(発音の難しいものをピックアップして発音記号の辞典を作ってみたので、よかったらリンク先も覗いてみてくださいね)
母音
単母音
i:, i ( I ), e, u, u:, ʌ, æ, ɑ, ɑ:, ə, ɔ:, ə:, ɑ:r, ə:r
二重母音
ei, ou, ai, au, ɔi, iər, éər, uər
三重母音
aiər
子音
破裂音
p, b, t, d, k, g
鼻音
m, n, ŋ
側音
l
摩擦音
f, v, θ, ð, s, z, ʃ, ʒ, h, r, j, w
破擦音
tʃ, dʒ
こうした発音記号を理解すればきれいに発声するたコツにもなるみたいだけど、実は例外もたくさんあるみたいですよ。また、辞書の改定版が出る際に大きく加筆修正されることもあるようです。
例えばジーニアスの英和辞典では、2001年の改定版が出た際、それまで区別していた「ɑ」を「ɑː」に変更したりしています。
こういう変更は実際に話されている言葉から判断されるみたいですが、確かに日本語も「統治」を「トーチ」とか「トージ」と言ったり、「谷底」を「タニソコ」とか「タニゾコ」と言ったり、けっこう揺れますもんね。
生きた言葉の宿命として、これはしかたないことなのかもしれません。
でも、英語でそれやられると困るんですけど(汗)
ともあれこうした発音は、誤解しやすい音や日本人にとって難しい音だけ押さえて、あとは時間がかかっても一つ一つ意識していくことが大切になってくるようです。