今年はスピードラーニングに本格的に取り組んでみようと決心した管理人ですが、スピードラーニング英語と比較するために、発売されたばかりのスピードラーニング・ビジネスも同時に取り寄せてみました。
結論から言えば、スピードラーニング・ビジネスは1巻だけ購入することにして、スピードラーニング英語を続けることにしたのでした。
最初の予定では、試聴で聞き比べてよさそうなほうを残して片方は返すつもりだったんだけど、買っちゃいましたよ。世の中、計画どおりにはいきませんね…(汗)
前回の記事では、最初は速く聞こえた試聴CDも、耳慣れてくると意外と聞き流しができそうだと感じたことを書きましたが、今回は内容について、購入を決定したポイントをまとめてみようと思います。
試聴CDでは、実はいまいち、よさがよくわからなかった
もちろん試聴CDは「試聴」ですから、中身が全部わかるわけではありません。どんな感じで受講できるのか、その仕組みがわかるようになっているものと考えるべきです。
でも、スピードラーニング英語の試聴CDなどと比べると、スピードラーニング・ビジネスは、なんだかそのエッセンスがうまく表現されていない気がします。
例えば、試聴CDの最初に出てくる話題、「経費の申請と出勤簿の入力」なんかがそう。
エイミー、金曜日は無事に家に帰れた?
ええ、楽勝よ。だって、良輔が電車の路線の説明をちゃんとしてくれたから。
登場人物の2人は、前の週の金曜日に開催された社外の展示会を訪問したみたいですね。そしてそのまま直帰して、週明けに顔を合わせたところから話が始まっているようです。
この後、試聴CDでは展示会の話題が続きます。エイミーが展示会の感想を話した後、定期が使えなかった部分の交通費のことに話題が移ります。
ところで、交通費を出しているでしょう?
定期が使えなかった部分の交通費のこと?
そのとおり。
(「経費の申請と出勤簿の入力」、ここで終了)
試聴CDに収録されているのは、スモールトークや触りの部分多し
えっ? 今ので終わり??? だって、「経費の申請と出勤簿の入力」は説明しなくていいの? もしかしてこの回は、良輔がエイミーにモーションかけてるだけ?←おい
いろいろなことが心配になってきますが、それはこの回の中でも、良輔とエイミーのスモールトークの部分だけを取り出してCDに納めているからなんですね。
良輔の名誉のために書いておくと、試聴CDでは収録されなかったすぐ後の部分で、「I’ll show you how to fill out the form.」(申請書の書き方を教えてあげるよ)と、経費の申請の仕方や出勤簿の入力方法を細かく説明しているのです。
けっこう、親切なやつです。
でも、題名を聞いて、試聴CDでも経費の申請や出勤簿の入力のことを英語で聞けると思った人は、なんだか拍子抜けしちゃうかも。
この点は、「どんな内容か」を試聴CDで確認することはできないものと諦めて、実際の通勤などで問題なく聞き流しできるか確認することに集中するのがおすすめです。
ただ本編を聞いてみても、「理解はしたけど、覚えていられそうにない!」と根を上げるエイミーに、「Don’t worry, I’m here to help you.」(大丈夫だよ、僕が助けてあげるから)なんてことを言ってるので、「モーションかけてんじゃないの?疑惑」自体は解けていません(笑)
試聴CDに入ってる内容はどんな感じ? 対応している本編一覧
「経費の申請と出勤簿の入力」の他、試聴CDには以下のようにいろいろな場面が収録されています。
電話応対 – 第1巻 外国人のいる職場
ビデオ会議 – 第2巻 海外出張(?)
H&F社訪問 – 第2巻 海外出張(?)
出張報告 – 第2巻 海外出張(?)
接待の準備 – 第3巻 アメリカの取引先を接待(?)
2巻、3巻は聞いていないので、エスプリラインのサイトで紹介されている内容から判断していますが、以上のような感じで試聴CDに収録されてるようです。
スピードラーニング・ビジネスは、3巻ずつで1クール、全部で3クールの構成となっているので、試聴CDは第1クールの内容を聞いていることになるみたいですね。
でも、1巻の内容で判断するところ、どの巻も収録されているのは触りの部分だったりスモールトークだったりするようです。これで本編の内容を十分感じるのは難しいかなぁ。
管理人も試聴の最初の段階ではいまいちピンとこなかったので、「試聴期間の10日を待たずに返しちゃおうか」なんてことを思ったりしました。
でも、初回セットに同梱されていた「『スピードラーニング・ビジネス』のご案内」にこんなことが書かれていたのが気になったんですよね。
こんなに楽しくて、ドラマ性のあるビジネス英語教材はない!
「スピードラーニング・ビジネス」のご案内 7P
さらに第1クールの説明には、「ある日突然、社内公用語が英語となることが決定。良輔と先輩の孝史は、会議や出張などの際に、通訳に頼ることができなくなることに不安を抱きます」と書かれています。
いやでも、不安、全然感じてるように見えないし。
英語ペラペラでナンパしてるし。←試聴CDで決めつけている
ナンパはともあれ。もしかして、「ご案内」に書かれている「ドラマ性」は、本編を聞かないとわからないんじゃないかと判断したのでした。
その予想は大当たりだったわけですが。
1巻、2巻が同封されているスピードラーニング英語と違って、ビジネスの初回セットに入っているのは1巻だけだから、購入決定も気楽だったというのも大きな理由です(笑)
「じゃあ、スピードラーニング・ビジネスの魅力ってどうよ?」ってところは長くなったので、次の記事をご覧ください。