スピードラーニングは20年以上前からあるっていうけど、同じものなら中古でもいいんじゃない？安ければなおよし。…なんて思っていると、意外とお安くすまないことがあるようです。
スピードラーニングは人気の教材で歴史もあるので、ヤオフクなどのネットオークションでもたくさん出品されていますよね。
「スピードラーニングを通常価格で購入したら、約20万円以上！ 果たしてスピードラーニングに20万円以上を払う価値があるのか！？」と、中古をすすめるサイトもあるようです。
実際のところ、スピードラーニングは受講途中で休止・停止することは自由なので、実際に20万以上もかけている人はそれほど多くないかもしれませんが（汗）でも、できることならお得な価格で購入したいものですよね。
でも、中古品って本当に安いんでしょうか？
この記事では、お得に利用できるスピードラーニングについて、中古品を中心に調べてみました。
中古の法則・人気のあるものは値段が下がりにくい
ところで、「軽自動車の中古車価格はけっこう高い」という話を聞いたことはないでしょうか？
人気のある車は中古車の場合も値段はそれほど下がりません。
この点、スピードラーニングも同じです。
人気のある教材は、それほど値引きしなくても、「欲しい」と言って買ってくれる人がいるので、思ったより値段が下がらない場合が多いのです。
・初級、中級、上級編と分類されている→価格は安めに設定されていることが多いですが、内容はかなり古いです。内容紹介をしているサイトはあっても、さすがに初級、中級、上級編をもとに聞き流しをして情報発信している所はほとんどありません。ネット上には聞き流しに関する情報がほぼないと思ったほうがいいシリーズです。
・未開封品→未開封なら新しいかも!? と思うかもしれませんが、パッケージデザインがリニューアル前のものだったりすることがけっこうあります。内容が古い場合があるので要チェック。また、「未開封」ということは、出品者がCDの音質をちゃんと確認していないという判断もできそうです。正規品・公式サイトから購入した場合、1年の品質保証がありますが、中古品には品質保証なんてありません（汗）
・スクリプトが付いてない→「聞き流し」は基本的にスクリプトを見ることはありませんが、付いていなければ自力で聞き起こしてスクリプトを作る必要があります。当ブログにもスピードラーニングのスクリプトやテキストをダウンロードすることができないか検索してこられる方が多いので、中古品には付いていないものが多いのかなという感じがします。
しかも、中古品は単品で販売されることはあまりありません。まとまった数で販売されることが多いので、けっきょくトータルで見ると、中古でも意外に高額な金額を支払っていることが多いようです。
正規品でないと受けられないサービスがある
新品のスピードラーニングを取り扱っているのは、スピードラーニングの公式サイトか、楽天市場支店の2カ所だけです。
この他、広告などで紹介されている特設サイトがいくつかあるみたいですが、基本的にはこの2つと考えればOKです。
公式の関連サイトは、サイトのどこかに必ずきちんと「スピードラーニング公式」とか、「株式会社エスプリライン」と明記してあるはずなので、利用する前に必ず確認してみてくださいね。
なので、それ以外はどこで取り扱っていても、中古品かコピー品の可能性が高いということになります。
コピー品の場合・これはそもそも違法です（汗）
ご存じのとおり、コピー品は高かろうが安かろうが違法です。
中には、中古品と偽って、コピー品を販売している場合もあるので要注意。有名なショップモールであってもそういうケースがあるようです。
管理人もAmazonでコピー商品を販売しているのを見かけたことがあります。
商品画像は正規品のものなので、「えー、こんなとこで売ってるんだ」と一瞬思い込んでしまいますが、レビュー欄を見ると、「中国から送られてきた」とか、「CD-Rでラベルさえ貼ってなかった」といった口コミが多数書き込まれていたので一目でわかりました。
でも、こうした口コミがない状態だと、判断のしようがないですよね（汗）
「これはどうだろう？」と少しでも不安を感じるものは、正規品っぽく見えても手を出さないのが無難です。
中古品の場合・契約外なので受講者向けサービスを受けることができません
コピー品のような違法性はないけれど、中古品の最大のネックは受講者向けサービスを受けることができないところにあります。
スピードラーニングのサイトでも、模倣品や海賊品と並んで中古品も「サポートは受けられない」と明記されています。
スピードラーニングを受講するということは、「エスプリラインと契約をして会員になる」という手続きを踏みます。スピードラーニングを受講して受けることができるサービスは、付与された「会員番号」で管理されているのです。
つまり、会員番号は製品に与えられているのではなく、購入した「人」に与えられているというわけですね。
※受講者が利用できるサービスには、受講者本人の他に、同居する家族に限って一部共同利用できる場合があります
万一、中古品に会員番号が入っていたとしても、こうした権利を譲渡することはできませんから、あくまでもそれは他人のものであって自分のものにはならないのです。
これはいくら安く購入できたとしても、かなり大きなデメリットです。
スピードラーニングの特徴とも言えるのですが、聞き流しは机で勉強する語学教材と少し違うところがあるので、コツを理解したうえで進める必要があります。
これまで英語はかなり勉強してきたという人でも、わからないところや不安なところが出てくるもの。こんなとき、サポートに質問できなくては先に進むことができません。
さらに、ステップアップしていくために聞き溜めた英語を実際に使う場が必要になるのですが、会員番号を持っていなければ、受講者向けに用意されている有料・無料のサービスを利用することができないのです。
こうしたデメリットを考えると、多少安く購入できたとしても本当の意味での「お得さ」を得ることができないのが中古品と言えます。
もっともお得に購入する方法は正規品の割引サービス
実は正規品でも、何巻かまとめるとお得に購入できるコースが用意されています。
楽天市場支店を見ると、ざっくりした様子がわかるのですが、一番安くなるのは全巻一括購入になるみたいですね（汗）
公式サイトではもっと利用しやすく、数巻ずつセットで届くコースもあるので、気になる人はお客様サポートに確認するのがいいですよ。
初回セットを申し込んだ人は、セットの中に説明が入っているので要チェックです。
というわけで、スピードラーニングに関しては、公式サイトで購入したほうが利用できるサービスのことを考えるとかなりお得ということになります。
実際のところ、スピードラーニングがいくらになるかは、その人にもよります。その理由はこちらの記事をご覧ください。
