雑音が多い所なら ボーズのノイズキャンセリング搭載イヤホンがおすすめ

QuietComfort20i /20のイヤーチップ

QuietComfort20i /20

スピードラーニングを聞き流すのに、通勤電車で聞き流してる人も多いのではないでしょうか。でも、電車は意外と騒音にあふれていて、スピードラーニングが聞き取りにくいことはありませんか?

管理人も普通のイヤホンで、電車、地下鉄で試してみたのですが、地下鉄はかなりボリュームを上げないとさっぱり聞こえず…。でも、あんまりボリュームを上げるのも耳にかかる負担が気になるし、音漏れも気になってきます。

電車内(特に地下鉄)は、聞き流しするにはもっとも悪い環境と言えるようです。

でも、上記写真のようなイヤホンがあれば話は別です。「QuietComfort20i /20」、ボーズ初のインイヤー(耳のくぼみにフィットするタイプ)のノイズキャンセライヤホンです。

…まだ発売されてませんけど。

※9月から販売始まりました!

というのも、この間、ボーズの試聴会に参加して、新商品を見せていただく機会があったんです。

この商品は9月ごろの発売で、8月ごろから予約が開始される予定となっています。製品はまだ日本にないので、試聴会ではアメリカから取り寄せての体験となりました。

なので、直販店に行っても現物が置いてないので、実際に手に取るわけにいかないのですが(汗)「これはいい!」ということでご紹介します。(ボーズのホームページには製品情報が掲載されていますよ)

基礎知識 「ノイズキャンセラ」って何?

英語で表記すると、「noise canceller」。つまり、ノイズ(雑音)を消してしまう機能です。

仕組みは簡単。音は振動でできています。その形は波に似た形をしています。ノイズキャンセリングは、その波と反対の音の波(逆位相)を発生させて、波そのものを打ち消してしまうことで雑音を消してしまうのです。

簡単な模式図で書くとこんな感じ。

ノイズキャンセルの仕組み

赤い線が雑音の波だとすると、内蔵されたマイクで雑音の特徴を拾い出し、その波と逆位相の波(青い点線)を作り出して雑音にぶつけます。これが瞬時に行われて、雑音が消えてしまうのですね。

これだけの機能を搭載するため、ノイズキャンセリング機能が付いたものは大抵がヘッドホンで、ボーズの同シリーズもすべてヘッドホンなのですが、今回の新製品ではインイヤー型のイヤホンでこれをやってのけたのです。これはすごすぎです。

QuietComfortシリーズは内と外に雑音をキャッチするためのマイクが設置されているのですが、QuietComfort20i /20も内と外2カ所にちゃんとマイクを設置しているんですよ。イヤホンなのに!

QuietComfort20i /20を装着したところ

QuietComfort20i /20を装着

気になる音質はどんな感じ?

音楽用のヘッドホンやイヤホンは人の声を聞くためには作られていないので、気をつけないと意外と聞き取りにくいものになってしまうことがあります。低音部を強調するタイプがこれです。

低音部を強調してしまうと音楽的にはいい音になるのかもしれませんが、雑音と人の声の聞き分けが難しくなることがあるのです。

ボーズの場合、TriPortテクノロジーのアクティブ・イコライジング技術で音質が電気的に補正されていますが、これは低音を強調するのではなく、深い低音再生を可能にするものなので、音のバランスがいいんですよね。語学にも問題なく使えそうです。

(スピードラーニング自体も音がかなりきれいですもんね)

スタッフの方のお話では、音楽だけでなくボーカルの声も音作りの考慮に入っているので、問題はないのではないかということでした。

タイトルとURLをコピーしました