Nouns[名詞]

人、物、場所のイメージ

名詞(nouns)は、動詞(verbs)、形容詞(adjectives)、副詞(adverbs)とともに4つの主要な品詞の1つです。人、場所、物、アイデアなどを表して、以下の特徴があります。

・数(-s, -es, etc.)や格(-‘s)による語形変化がある
冠詞をつけることができる
・代名詞と違って、常に三人称として扱われる

文の中に出てくる単語が名詞なのかどうか、常に判別できるとは限りませんが、判断する方法はいくつかあります。

・見分け方1 言葉の前に a, an, theがある
・見分け方2 大文字で始まる単語
・見分け方3 -er/-or や -ist など、語尾の形でその単語が名詞かどうか判断できるものがある

そして、意味や性質によって、いくつかのカテゴリーに分けられます。日本の学校でも教わる5パターンで分けるとこんな感じ。

・普通名詞(Common nouns)
・固有名詞(Proper nouns)
・物質名詞(Material noun)
・抽象名詞(Abstract nouns)
・集合名詞(Collective nouns)

分け方としては物質名詞ではなく、具象名詞で5パターンに数える分け方もあるみたいですよ。海外の大学や語学本で見かける分け方です。

この場合、「普通名詞 vs. 固有名詞」、「具象名詞 vs. 抽象名詞」と対比させて考えるようです。

・普通名詞(Common nouns)
・固有名詞(Proper nouns)
・具象名詞(concrete noun)
・抽象名詞(Abstract nouns)
・集合名詞(Collective nouns)

どちらのカテゴリー分けにしても、名詞の多くは重複するカテゴリーに分類されるものが多いというところは要注意です。

※ happiness は一般名詞と抽象名詞の両方に、Everest は具象名詞と固有名詞の両方に分類される

普通名詞(Common nouns)

普通名詞(Common nouns)は、文の先頭でない限り、大文字で始まることのない通常の名詞で、一般的な人、場所、物、アイデアを表します。
【例】
boy, country, day, friend, happiness

固有名詞(Proper nouns)

固有名詞(Proper nouns)は、常に大文字で始まる名詞で、特定の人、場所、物を意味する、誰か、何かの名前を表します。
【例】
America, Florida, Joe, Monday, Thanksgiving

物質名詞(Material noun)

銀、金、鉄、綿、ダイヤモンド、プラスチックなど、物を作る材料または物質を指す名詞です。

液体や半液体、または個体の塊といった形で、区切りがなく数えられない場合があるので、不可算名詞に分類されるものがあります。

【例】
cotton, gold, iron, milk, plastic

具象名詞(Concrete nouns)

見たり、聞いたり、触れたり、嗅いだり、味わったり、感じたりできるものを表す名詞です。大正は具体的なもので、自分の感覚で知覚することができます。

特別な名詞というわけではなく、一般的または固有名詞と重なっています。

【例】
beach, dog, tree, building, rain、tune

抽象名詞(Abstract nouns)

自分の感覚で見たり触れたりすることができなかったり、物理的に現実にはないもの、心の動きや感覚、性質、アイデアなどを表す名詞です。
【例】
anger, danger, kindness, pleasure, truth

集合名詞(Collective nouns)

複数形ではなく、人や物のグループを表す名詞です。

もちろん、文脈に応じて単数形や複数形にすることもできますが、文の中で使う動詞はそれに応じて一致させる必要があるので、使うときは注意が必要です。

【例】
audience, family, government, jury, team
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