スピードラーニングが無料で試聴できる10日間は、長いようであっという間。しかも、10日間で聞き流しの効果はなかなかわからないものです。
かえってネイティブのスピードと発音にびっくりしてしまうかもしれません。
でも、初めのうちは、わからなくても全然OK。
初回セットの「100day」のCDでも紹介されていますが、約100日(3カ月)くらい時間をかけて聞いているうちに、英語の音とリズムに慣れて少しずつ聞き取れるようになりますよ。
でも、そんな100日から見ると、10日間は10分の1でしかないわけです。
10日間の試聴期間でやるべきことは、聞き流しの効果の有無にこだわるより、継続できるかどうかの確認が大切です。
聞き流し教材には種類がある
聞き流しの教材には、大きく分けて3種類あります。「会話」と、「ニュース(スピーチなど)」と、「物語」です。
【会話】 | 基本的な英語 | すぐに実用できる | |
【ニュース(スピーチ)】 | 伝える英語 | 生活の場では実用向きではない面もある | |
【物語】 | 語りかける英語 | 頭の中でイメージしやすい |
「会話」は基本的な英語で、実践しやすいものなので実用向き。効果も感じやすいのが特長です。話題のカテゴリーも無限大なので、人の数だけ存在します。
「ニュース」は伝える英語で、けっこうスピードがあるので初心者には向きません。ある程度力を持った人向けになるようです。一般的な生活の場では実用向きでない面もあります。
「物語」は語りかける英語です。日本語でも昔話がありますよね。登場人物が表情豊かで頭の中でイメージしやすいのが特長です。
スピードラーニング英語や、スピードラーニング・ビジネスは即戦力のある「会話」形式で、スピードラーニング・ジュニアは「会話」と「物語」で構成されています。
こうした聞き流し教材はどれがいいというものではなく、その人がどんな英語を使うのか、もしくはどれなら好みに合うのかで選択肢が変わってきます。
なので、スピードラーニングも好みに合うかどうかが重要ポイントですよ。
スピードラーニングは耳だけで聞き流しができるのが大きな特徴
「英語の聞き流しなんだから、使うのは耳だけなのは当たり前じゃない」なんて思ってませんか?
実は同じ「聞き流し」をうたっていても、ずっと集中して聞く必要があるものや、聞く時にテキストが必要なものもあります。
パソコンにソフトをインストールする必要があるものもありますよね。
こうした教材は机の上で使用することを前提としている場合が多いので、好きな時間に好きな場所で取り組むというわけにいきません。
スピードラーニングの場合、「英語-日本語」CDを使えば、テキストや辞書を使わずに聞き流しをすることができるので、自由度がかなり違ってきます。
聞き流し教材を選ぶとき、「自分に合った聞き流しスタイルかどうか」を見極める必要があります。
「日本語-英語」と「英語Only」を上手に使いこなす
スピードラーニングを初めて聞くと、BGMを邪魔に感じたり、「ポーン」と音が入るのが耳障りに感じたり、日本語のほうが耳に付いたりすることがあります。
これは「ビギナーズ・ワークショップ」でも紹介されていたので、けっこう皆がぶつかる壁みたいですよ。
その理由は、英語の音に慣れていないからが原因のようです。
英語の音に慣れるまでは、どうしても母国語である日本語を先に聞き取ってしまいます。だから日本語が耳に付いてしまうことになるんですね。
スピードラーニングでは、英語の始まる前に「ポーン」と音が入ることで、「これから英語が始まる」という感覚をつかめるしくみになっています。
英語の音をキャッチできるようになれば、効率よく英語の音に慣れることができるようになります。
管理人も日本語のほうに意識が向きがちだったのですが、内容を把握した時点で「英語Only」CDもあわせて聞き流すようにして英語の音に慣れるようにしてみました。
慣れるとけっこう気にならないものですよ。無意識には感じているのかもしれませんが、「ん?鳴ったっけ?」って感じになります(笑)
そして、BGMにクラシック音楽が流れているのに不思議に思う人がいるかもしれませんね、これ、「第二言語の習得にはリラックスした状態のほうが習得しやすくなる」という研究にそったものなんですよ。
※言語学者スティーブン・クラッシェン(Stephen Krashen)の第二言語習得の統合的な仮説
英語は聞こえても聞こえなくてもあまり気にせず、最初は聞こえる部分に意識を向けるようにするのがいいみたいです。
このように、10日間の無料試聴で重要なのは、スピードラーニングの聞き流しスタイルが好みに合うかどうか。
聞いてみて、「これなら続けられそうかな」と思えたら、第1巻にチャレンジしてみるのがおすすめです。
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