
英語の抑揚を意識する
「nanapi」に掲載されていた、「英語の発音をもっと良くしたい・・と悩むあなたに送る3つのTips」が、英語の特徴を理解するのにすごくわかりやすかったのでメモ。
発音のことを取り扱った記事なので、ネイティブっぽく聞こえる発音のコツが3つ書かれているんだけど、3番目の「発音の段階を意識する」ところが聞き流しするときにも参考になりそうです。
英語の抑揚にはルールがある
英語は抑揚のある言葉だけど、区別なく抑揚が付けられてるんじゃなくて、「文を意味のまとまりにわけていて、その中で発音の強弱をつけている」のだそう。
なるほど~。
そういえばスピードラーニングの試聴版CDでも、確かに塊になってましたよ。記事で例文として出ていたのは…。
このプロジェクトを今月末までに完了する必要があります。
ですが、これがこんなふうになります。
I need to
get this project done
by the end of this month.
と3つのパートに分けられて、それぞれ抑揚がつけられるというわけ。なるほど、確かに。
でも、日本語も抑揚があまりないだけで、話すときはやっぱりひと塊になってますよね。
「ふたえにしてくびにかけるじゅず」のように、塊のとり方によっては意味が変わってしまうので、大変なことになってしまいます。登場人物は一休禅師とも近松門左衛門とも言われているようですが、句読点の大切さを伝える小話として有名ですよね。
「句点などうるさいばかりだ」と憚らない数珠屋に、「ふたえにしてくびにかけるじゅず」という注文が出されます。
数珠屋は、「二重にして首に掛ける数珠」と意味をとったものだから、「ずいぶん長い数珠だ」と思いながらも苦心して作って納めたのに、「注文したのは、二重にし、手首に掛ける数珠だから」と言って受け取ってくれなかったということです。
こういうことって、これまで意識してなかったけど、これからちょっと気を付けて見ていこうと思います。
nanapiの記事では抑揚の付け方も数字で詳しく解説されてたので、興味のある人は覗いてみてくださいね。
スピードラーニングは会話で構成されているので出てくる文章そのものは短いものが多いけど、何かを説明するときは少し長くなるので、初心者にとっては聞くだけでもついていくのが大変なときがありますよね。こういうコツを知ったうえで聞き流しすると、聞こえ方もまた違ってくるかもしれません。
記事は発音するときの注意点として解説されてますが、聞き流しするときにもちょっと参考になりそうです。