Coffee or tea?って聞かれた時、ちゃんとpleaseって言ってる?

飛行機

ちょっとした一言があるかないかで、印象が大きく変わるみたいです

2003年10月だから10年以上前の話ですが、電子情報通信学会で岡山大学工学部情報工学科の金谷建一教授が行った「ここに注意しよう日本人の口頭英語」という特別講演が興味深かったのでメモ。

PDFファイルだけど、興味のある人は検索してみてくださいね(汗)

簡単に言っちゃうと、「国際会議だけじゃなく、機内や空港なんかでも日本人の英語が変だよ!」というお話です。

間違いではないけれど… もう一言欲しい言いまわし

例えば飛行機で、客室乗務員(Flight Attendant)からかけられるこの言葉。

Would you like tea or coffe?

これ、スピードラーニングでも第2巻の「旅行の英会話」や第3巻の「オフィスでの英会話」*にも似たような表現が出てきます。

* 2015年6月から、スピードラーニング英語第3巻は「日本へようこそ」にリニューアルしています

金谷先生によると、このとき日本人は100%「Tea.」とか「Coffee.」と答えるというんですね。でも、これだと礼儀知らずな答え方になっているんだとか。

正しい答え方は、第2巻の伊藤さんが答えていた「Coffee, please.」です。もちろん、管理人もちゃんと「Coffe, please.」で出てきましたよ!(汗)

第3巻の大沢さんの場合は、訪問した会社で「コーヒーか紅茶か、何か飲み物は?」と聞かれて、「Coffee would be great, Thank you.」と答えています。「please」じゃないけど、けっこう丁寧に言ってる雰囲気。

そして、「クリームと砂糖は?」と聞かれたとき、伊藤さんは「Just cream, please.」、大沢さんは「Just black, thank you.」と答えていました。

スピードラーニングは「アメリカで実際に話されている英語が使われていて、物事の捉え方や文化、習慣などさまざまな違いを知ることができる」と、ホームページやパンフレットで解説されていますが、確かにこういった言葉の端にも大切な表現があるんですね。

こういう部分は聞き流してちゃだめだなと思いました(汗)

でも、この講演から現在はすでに10年以上たってるわけで。実際はもうちゃんとみんな「Coffee, please.」って言ってますよね、多分。

特別講演では、他にも日本人が気を付けたい口頭英語が紹介されていておもしろかったですよ。こうしたぶっきらぼうにならない一言って、やっぱり大切にしたいですよね。

ちなみに金谷先生は数学の本が多いみたいだけど、技術者向けの英語の本も出されているみたいです。


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