スピードラーニングに関する情報は、教材に比べる比較的とネット上に多いですが、実際に聞き流しを続けている人の声に触れることは少ないと思います。
今回、エスプリラインさんから資料提供いただいたので、リアルな受講者の声をご紹介します。
対象はスピードラーニング、またはトライリンガルシリーズを受講している人で、回答者は183名。スピードラーニングの聞き流しに関するアンケート結果です。
効果を感じ始めた期間はどれぐらい?
聞き流しを始めて「変化があった」と答えた人は50%強、変化なしと答えた人は40%ほどあったようです。これはネット上で見られる「効果があった」、「効果がなかった」という意見と大体数字的にも合ってるようですね。
では、「変化があった」と答えた人には、どんな変化があったのでしょう?
半年以内 20%くらい
1年以内 10%くらい
1年以上 10%弱
その他 10%弱
大体70%くらいの人が、目安となる100日以内に変化を感じているようです。
スピードラーニングでは、初回セットに入っているCDでも「100日聞き流してください」と案内されているように、3カ月くらいが一つの目安となっています。
これは効果云々の前に、「習慣化」するのに必要な日数であるようですが、アンケート結果からもこの期間に変化を感じる人が多いようです。
管理人は1回目の試聴で聞き流しができるようになったのに満足してしまって放置してたので比較しにくいのですが(汗)数年後に改めて聞き流ししてみて、10日ほどたったところで「あ、今の聞き取れた」という瞬間がありました。
これまで蓄えていたらしい英語が思い浮かんだりしたのは、聞き流し後2カ月ぐらいです。ということは、管理人も聞き流し後100日くらいに変化を感じた人に入るでしょうか。
アンケートには実際に聞き流ししていた時間数には触れられていませんでしたが、管理人の場合、視聴版CDとレビューコンテストでいただいたスピードラーニング英語1巻を10分~30分くらいかけて聞き流していました。
具体的に、どんな変化があったの?
・ニュースなどで聞こえてくる英語の音に、わかる単語が出てきた。
・単語や英語独特のイントネーションに少しずつ慣れてきた。
・すべてではないが、相手の話が聞き取れる。
など
スピードラーニングを聞いてみるとわかるのですが、英語独特のイントネーションは、「ほんとに慣れてない」と感じる部分です。
慣れてくることで、単語が聞き取れるようになってくるなどの変化を感じる人が多くなるみたいですね。
・映画を見たときに、以前は字幕を目で追うのに必死だったが、ところどころ英語がわかるようになっていた。
・リスニングのテストで英語がよく聞き取れるようになった。
・外国人と二言三言話せている自分がいた。
など
半年も経過すると、力のある人はネイティブの方とコミュニケーションをとる人が現れるようです。ヒアリングは聞き取れる力が大切ということを改めて感じさせてくれる回答です。
・海外旅行で気軽に冗談を交えて話せていた。
・受講を始めて少したったころにフリートークに挑戦したら、全く話せず落ち込んだが、1年たつころにもう一度挑戦したら会話になっていた。
・英語をいちいち訳さず、そのまま頭に入ってくるようになった。
・雑音のように聞こえていた英語が耳に入ってくるようになり、短いフレーズも言えるくらいになった。
など
1年たつと、会話を成立させる人が増えてくるようです。「冗談を交えて話せる」というのはすごいですよね。
冗談はコミュニケーションの潤滑油──
とはいえ、相手が異文化の方だと、その背景がわからない分、ハードルが高くなります。会話だけではなく、文化的な勉強もきちんとされてる方なのかもしれません。
・映画や海外ドラマの英語がよく聞き取れるようになった。
・たまに英語が口から出てくる。
・フリートークでネイティブの話していることがわからないときに何度も聞き直しできる自分がいること。
など
1年以上にもなると、かなり実用的に英語に取り組んでいる方が増えてくるようです。
わからないときに、きちんと聞き直せるようになっているというのは、今後の発展性も考えると重要な力ですよね。
「実際に聞き続けてどんな変化があるのか」といった具体的な情報は、ネット上にもあまり見られない資料なのでかなり参考になるのではないでしょうか。
資料の提供をいただいたエスプリラインさん、ありがとうございました。
※追記
実際にスピードラーニング英語を受講してみて感じたのですが、スピードラーニング英語自体が文化の違いをテーマにしている内容が多いようです。
もちろん冗談が言えるほどの上達は受講している方がさらに勉強を重ねているからこその結果だと思うのですが、文化背景に自然と意識が向くように配慮されたスピードラーニングの内容が影響しているのかもしれませんね。
スピードラーニング英語に関する詳細記事はこちらをご覧ください。