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リッスントークは「リスニング」と「スピーキング」を明確に分けて練習するのが特徴
スピードラーニングの場合、「音」に集中する聞き流しの期間があって、さらに聞こえる音を補強するための練習をプラスしていきます。
少しずつ段階を踏んでいく… という感じなのですが、リッスントークの場合、エピソードごとにリスニングとスピーキングのトレーニングをきっちり分けて同時に行っていきます。
分けるといっても、完全に分離しているのではなく、使う素材は同じものなので、関連付けながら練習することができるんですよ。
リッスン特化トレーニングとスピーキング特化てれーニングで順番は変わりますが、英語と日本語がセットになっているので、テキストを見なくても練習できる内容構成になっています。
リスニング特化トレーニングってこんな感じ
「ナチュラルスピード」と「超スロースピードの区切り英文」で練習するので、単語レベルでしっかり英語をつかむことができるようになります。
「超スロー」とあるように、初めて聞くとほんとにテープが壊れたみたいな印象がある音なので、ナチュラルスピードについていけるようになった人にとっては、とても気持ちが悪い部分だと思います(汗)
でも、何回かやってると慣れました(笑)
この部分で重要なのは、「区切り訳」が採用されているという点です。
これまでのように、意味の塊で理解していく「チャンク」と違い、英語の語順を意識した区切り方になっているところがポイントみたいですよ。
超区切り訳 … チャンクにはない語順を意識した分け方、英文の仕組みを把握することができる
たぶんこういうのって、これまでは場数を踏むことで身に付けていった感覚だと思うのですが、ギュッとエッセンスを凝縮して練習することができるので、初心者でも効率よく身につけることができそうです。
これがうまくできるようになると、聞こえた英語を真似する「シャドーイング」の練習や、聞き取った英語を紙に書き取る「ディクテーション」の練習もスムーズに進めることができるみたいですよ。
管理人も、ここがちょっとあやふやなので、英語を読むときに苦労してる気がします(汗)
もう一段階ステップアップするために、何か練習をしておきたいなという人にぴったりの内容だと思います。
スピーキング特化トレーニングってこんな感じ
こちらも、「ナチュラルスピード」と「超スロースピードの区切り英文」で練習します。
リスニング特化トレーニングと違う点は、テキストに区切りが書かれていないのが特徴。
一見、日本語と英語の順番が変わるだけで、リスニング特化トレーニングと同じようなことをやってる感じがしますが、これ、実は「瞬間通訳のトレーニング」です。
つまり、プロの通訳の人が練習する方法と同じことをやっているみたいですよ(汗)
通訳の人は英語を聞いてそのままやってしまう練習のようですが、リッスントークは超初心者でもこの練習ができるように工夫されています。
日本語を聞いたあとに、瞬間的に英語にして口に出せるようになれば、かなりスピーキングの力になってくれそうです。
管理人は、スロースピードを聞くだけだと「何だか気持ち悪いな」という感覚が強かったのですが、スロースピードを聞きながら声に出すのはちょっと楽しいです。
つまりこれはスピーキングのための練習が足りていないということかもしれませんね(汗)
プラスαってこんな感じ
こちらは関連表現を練習するコンテンツです。
スピーキング特化トレーニングでも、単語を入れ替えて表現方法を広げた練習をしているのですが、「プラスα」は、教材に出てくるエピソードに関連した表現を練習することができます。
ここでも「ナチュラルスピード」と「スロースピード」が出てきますが、スピーキング特化トレーニングと同じく、テキストに区切りが書かれていないのが特徴。
やることもスピーキング特化トレーニングと同じで、日本語のポーズで瞬間通訳ができるように練習します。
学習の進め方

国内編は13話、海外編は15話の構成で、それぞれCD4枚ずつに収録されてます
学習の目安は1日20分くらい。集中力が続くようなら、もちろんさらに増やしてもOKです。
自分のペースに合わせつつ、ほどよく繰り返しながら取り組むのが基本となります。
2. 8割くらいできるようになったら、スピーキング特化トレーニングに集中して練習
3. 8割くらいできるようになったら、次のエピソードに移る
この後もそのまま進んでしまうのではなく、エピソードを何話かこなしたら、やったところを何話かまとめて復習して、9割くらいできるようにしてから次の新しい話題に移る… という感じになります。
このパターンを繰り返して、最終的には100%の完成度を目指していきます。
基本的な取り組み方はこんな感じですが、テキストの中にパターンがいくつか紹介されているので、自分に合ったやり方を選べばいいみたいですよ。
仕事で使うので、とにかく英会話を急いでマスターしたい… という人は、リスニングとスピーキングの特化トレーニングを集中してやっていって、最後にプラスαをまとめてやるというパターンなんかよさそうです。
組み合わせによっては、早い場合で7カ月くらいですべてのエピソードをマスターすることができるみたいです。
まとめ
セミナーでも、「リッスントーク」は超初心者にもやさしい教材ということで、野球の練習を例に解説されていました。
練習を積んでいない初心者に、豪速球を投げてもバットに球が当たるわけがなく、最初はゆっくりのスピードでバットに球が当たる感覚を練習する必要があるというんですね。
基礎的な部分をしっかり鍛えて、それからナチュラルスピードに段々戻していけば、普通のプレーができるようになるというわけです。
教材は超初心者でも利用できるように工夫されていますが、やっていることは「聞く」ことや「話す」ことに必要な基礎力を鍛えることなので、中級者でも「英語の会話にちょっとついていけない… でも、英語が話せるようになりたい」という人におすすめですよ。
ちなみにリッスントークを利用したことがある最年少は小学生くらいだそうで、お父さんがやってないときに勝手に利用していて(笑)
そのうちお父さんを追い越して、学校の英語も得意になってしまったのだとか。
国内編は、海外からやってきた旅行者トムをエリが案内する話、海外編は、エリがトムに会うためにニューヨークを訪れる話です。
内容に興味があれば、小学生も中~高学年くらいなら理解して取り組むことができそうです。
次の記事は、実際にやってみた感想をまとめています。まずは、リスニング特化トレーニングから。