母の日と新型インフルエンザって、どういう取り合わせ!? と思いますよね(汗)
実は、贈り物のテーマブログに母の日の由来に関する記事を、備蓄のテーマブログに新型インフルエンザの記事を書いたのですが、海外サイトの情報収集がとても有意義だったのです。
※贈り物ブログや備蓄のテーマブログは、後日、メインブログ「日々歳々」などにお引っ越ししました
今回の調べ物では、英語がわかるとやっぱり違うなーと改めて思ったのでした。
アメリカ版母の日の起源 アン・ジャーヴィスの話
姉妹ブログ「Thanks mam!」に、母の日シーズンだから母の日の起源について記事を書いてみようと思ったのが事の始まりです。
日本の母の日はアメリカの母の日が元になっているのですが、日本語のサイトでは、「アンナ・ジャーヴィスが母親のアン・ジャーヴィスの記念礼拝をフィラデルフィアの教会で行ったことをきっかけに、全米に母の日が広まった」という程度しかわからなかったんです。
でも、普通に考えて、特に有名でも何でもない人が自分のお母さんのことを偲んだだけで、どうしてまた全米に共感が広まったりするんでしょう?
さっぱりわけがわからないので、娘のアンナ・ジャーヴィス(Anna Maria Reeves Jarvis)と、母親のアン・ジャーヴィス(Ann Marie Reeves Jarvis)という名前だけを手掛かりに海外のサイトを見て回ったのでした。
そうしたら、これがとんでもないお母さんだったわけです。
福祉活動に尽力した方で、1858年にバージニア周辺の女性を組織して「Mother’s Day Work Club」を結成。病気の人を助けるために募金活動をしたり、子どもの死亡率を下げるために公衆衛生の教育に努めたり、衛生環境を改善するための活動に従事したりしていた人なのでした。
しかも、1861年に南北戦争がおこると中立を宣言して、南北の陣営の区別なく兵士の看病にあたったのだとか。戦争後も、人々の心のきずなを取り戻そうと、兵士や地域の住民を招いて「Mother’s Friend ship Day」ピクニックを企画したんだそうですよ。
当時はアメリカでも南北戦争や米西戦争、米比戦争といった戦争が続き、世界的にも第一次世界大戦という大きな戦いの流れに巻き込まれていく時代です。
女性の立場から訴える平和活動も活発でした。
娘のアンナ・ジャーヴィスが執り行った母親の記念礼拝も、こうした平和活動の一環だったようです。
さらに、アンナ・ジャーヴィスは、後日の商業化した母の日を憂いて、国民の祝日となった母の日を差し止める裁判まで起こして敗訴してしまうみたいなのですが、この辺はまだ把握し切れていないので記事にできていません。
10年後ぐらいには記事にできるかな(汗)
新型インフルエンザの対処法
4月ごろからニュースに取り上げられてきた新型インフルエンザですが、5月には関西を中心に国内感染が広がりました。
季節性のインフルエンザは冬をピークに春先にかけて収束することから、新型インフルエンザも夏に入れば落ち着いてくるという推測がありましたけど、確かに6~7月は関連報道が少なかったですよね。このまま終息に向かってくれるといいのですが。
こちらもニュースがあった4月ぐらいから注目していました。
記事を書くにあたって、まず最初に情報をあたったのは、こんなサイトです。
・厚生労働省
・外務省の海外安全ホームページ
・東京都健康安全研究センター
でも、今回は母の日の記事で勢いがついてこんなサイトも見ていたのでした。
・WHO 世界保健機関
・CDC 米国疾病予防管理センター
あれあれ、英語ですよ? そうです、海外サイトですから、ページの上から下まで全部英語です。
母の日記事は2~3カ月かけて、1つの記事をうんうん言いながら記事にしていましたが、なんというか差し迫ったものがあると火事場の馬鹿力が出るみたいです(汗)
日本でも似たような内容で報道されているので、多分、比較して理解できた部分もあるんじゃないかしら。
一生懸命にらんでいると、最初は模様にしか見えない英語も(←おい)何となく言わんとするところを感じるようになる気がしました。
ともあれ、「やっぱ情報が濃いーなー」と感じたのは、アメリカの「CDC 米国疾病予防管理センター」です。
発表される情報がとにかく具体的。どんなときに、どんな対応をとればいいのか書かれていて参考になりました。ウイルス自体の情報もかなり詳しく解説されていて、しかも専門外の人間にもわかりやすく表現されているみたいです。
そんな情報を参考に書いたのが、新型ウイルス関連記事の中でも以下の記事です。
こんなふうに海外も巻きこむ大きなニュースのときは、英語の情報収集もできるとかなり厚みが違いますよね。
何かもうちょっとこう、簡単なものなら読めるくらいになったほうがいいのかしらと思う今日この頃です。