スピードラーニングの歴史

船のイメージ

スピードラーニングには20年以上の歴史があります

最近、CMで見たことがあるから、新しいものじゃないの? なんて思っていませんか? 管理人も思ってました(汗)

でも、CMを見ていると2007年7月ごろには「スピードラーニング・ジュニアを受講した」という話が出てきます。

じゃあ、スピードラーニングっていつごろからあるんでしょう? 簡単に調べてみました。

スピードラーニングの歴史は20年以上

エスプリラインのサイトによると、スピードラーニングの発売は1989年に英語、中国語、韓国語が発売されています。それから2011年現在で22年もの歴史を刻んでいるわけですね。

もちろん、中身はその時代ごとに改訂があり、最近では2011年11月に「スピードラーニング英語」の第4巻に改訂がありました。

ネット上の動きを見てみると、2000年くらいからスピードラーニングに関連する記述が見え始め、2001年ぐらいからエスプリラインの公式サイトやエスプリラインの楽天市場店などの販売ページが登場します。

発売当時はカセットテープが教材に使われていましたが、ネットに記述が見られる2000年ごろにはすでにCDに変わっていたようです。

過去と現在を比べると、構成に大きな変化あり

1989年はカセットテープでの販売。はっきりとはわかりませんでしたが、当時は現在よりもう少し巻数も少なかったようです。

現在の48巻に拡充されるまで少し時間がかかったようですが、これも最初は現在と構成が少し違っていたみたいですよ。

旧スピードラーニングと現在のスピードラーニング

・初級コース1~16巻 (現在の第1巻~第16巻くらい)
・中級コース1~16巻 (現在の第17巻~第32巻くらい)
・上級コース1~16巻 (現在の第33巻~第48巻くらい)

「初級」、「中級」…と並んでいると、「初級」のほうが簡単なのかと思ってしまいますよね。

でも、エスプリラインさんに確認してみたところ、これはそういう区分ではなく、あくまでも名称として付けていたそうで、レベルを設定したものではなかったそうです。

そのためか現在は初級・中級・上級というコース区分は廃止され、第1巻~48巻という構成に変更されます。確かに、「レベル設定ではない」という点で言えば、現在のほうがわかりやすいですよね。

でも、かつては中級や上級といった途中の区分から始めることが可能だったので、「興味のあるところから始める」ことができたそうで、その点では過去の構成のほうがよかったように思います。

ただ、これも月極の「スピードラーニングα」が登場してからは、期間内であれば自由に好きな巻ににアクセスできるようになったので、「ずっと先に面白そうな巻があるのに、なかなかたどり着けない」といった不満も解消されたといえそうです。

新しい展開 複数の受講コースの登場

この後、コース編成にバリエーションが現れます。

・通常のコース (毎月1巻ずつお届け)
・パワーアップコース (毎月3巻ずつお届け)
・スーパーパワーアップコース(毎月4巻ずつお届け)

毎月3巻ずつ届けてもらえる「パワーアップコース」や、毎月4巻ずつ届けてもらえる「スーパーパワーアップコース」の登場です。

このことからも、スピードラーニングは学習の「レベル」ではなく、「受講ペース」を重視していることがわかりますよね。

初級・中級・上級の構成をリニューアルしたとき、コースの名称変更にとどめるのではなく、ひと続きに通す形にしたのも、「受講ペース」を重視していると言えそうです。

カセットテープとCDの変遷

教材の記録メディアにも変遷があります。

発売当初はカセットテープでの提供だったスピードラーニングですが、時代の流れに合わせてCD版が登場。スピードラーニングのFacebookページによると、2003年にCD化が完了したようです。

一時、カセットテープ版とCD版が同時に提供されていたようなので、移行にはタイムラグがあるようですが、初級・中級・上級の区分がなくなったころにカセットテープの販売が終了しています。この辺は時代の変化に合わせての変遷という感じ。

この間、CD版の変化としては、紙のケースからプラスチックの耐久性のあるものに変更されています。

大きな変更点は、別売りだった「Englih Only CD」が、「English-Japanese CD」と2枚1組として届けられるようになったところ。

今では当たり前のように、「『English-Japanese CD』をある程度聞いたから、力試しに『English Only CD』を聞いてみようかな」なんてことが気分で選ぶことができますが、以前の構成だとEnglish Only CDは購入しなければ聞くことができなかったんですね。ちょっとびっくり。

近年では受講者特典の無料アプリも登場して、聞き流しの環境としてはこの20年でかなり向上して取り組みやすくなっているようです。

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