テープ起こしでは、声を耳で聞き取って文字に起こす際に、何か高度なテクニックがある… というよりも、まず最初は「ん? なんか今のところ気持ち悪いよね」という感覚で判断することがあります。
「ん?」と思ったところは、前後のつながりが変だったり、全体的な流れの中で変だったりといろいろですが、大抵何か問題が隠れているんですよね。
スピードラーニング英語の聞き流しの変化でも、時間をかけることで、この「ん?」という感覚が育っているみたいです。
抑揚のない英語に「ん?」となった
それは高校生くらいの学生さんが英語でスピーチをしていたところだったんですけど、テレビでその場面を見た際、「ん?」のアンテナが働いたのでした。
最初に聞こえてきたときは、日本語とも英語とも判断できない声だったんですが、変だと思ったのは抑揚のなさからきていたみたい。
つまり、抑揚のない英語がいつもと違うと感じたから、「ん?」と思ったみたいなんですね。
何を話しているんだろうと画面に集中して、ようやく「あ、これ英語を話してるんだ」と思ったのでした。
英語圏の人は日本人の英語を「のっぺりしてる」と評する人が多いらしいけど、その感覚ってちょうどこんな感じなのかもと思わせる経験でした。
もちろん、こういうのは英語で話してる場合のことで、日本語で話してる人にこんなことは感じませんよ(汗)
でも、こういう感覚はちょっと大切にしていきたいなと思うのでした。
人によって速い遅いがあるかもしれませんが、管理人の場合、本格的に聞き流しを始めたのは2014年からなので、1年半ちょっとが経過するところです。
まとめ
シャドーイング頑張らなきゃ!なんてことを思ったので、現在のところ受講は10巻で停止中。停止して以降は時々シャドーイングをしつつ手持ちの10巻を毎日1巻ずつぐるぐるローテーションで聞いてます。
手軽なので、聞き流しスタイルは受講者特典のアプリを入れたタブレットで聞き流しすることが主。
この春までは30分~1時間くらいのペースだったのを、夏ぐらいから1~2時間くらいに増やしています。
でも、その時間を終始一生懸命に聞くのではなくて、寝る前などに内容をイメージしながら聞くのが全体の3分の1ほど、残りは昼間に何かしながら聞き流すようにしています。
「聞く」ことにもいろんなレベルの聞き方があるので、「しっかり聞かなきゃ」とか「聞き流し中に雑音入ってもいいのかな」といった細かいことは気にせず聞き流しするスタンスを続けています。
こんなふうにメリハリをつけると、1~2時間くらいに増やしても調子よく取り組める感じですよ。しばらくこれでいってみようと思います。
いろんなレベルの聞き方については、こちらの記事を参考にしてください。