少ない負担で取り組める語学教材を選ぶなら、スピードラーニングみたいなのを活用するのがいいんじゃないか? ということで、いろいろとそのサービスを調べている最中の管理人です。
以前、やり直し英語を始めるとしたら、何から始めればいいのか、考えていたことを記事にまとめたことがあったのですが…。
この時に考えていた目標は「中学校レベルの英語が使える程度」で、日常的な英会話ができるようにということだったのですが、「そんな感じでだいたいOKなんじゃない?」という記事を見かけたのでメモ。
女性セブン2012年1月5・12日号に掲載されている、脳科学者の澤口俊之先生の記事がすごく参考になりますよ。
英語を長く勉強している人でも、外国に出てすぐは英語がわからない!?
澤口先生は大学院でも英語論文の読み書きをしていたそうなので、高校~大学院と英語歴はけっこう長い部類に入るのですが、それでも海外で生活を始めると、最初は新聞や雑誌も読めない状態になるんだそうですよ。
英語で論文まで書いてらっしゃるのになぜ!?
ちょっとびっくりしてしまいますが、学校で使う英語は「正統的な英語」だからというのが先生の説明。現地の新聞や雑誌は、ジャーゴンという隠語が多くて、文法も崩れているのだそうです。
これは同じ「英語」といっても、別物になっちゃうということでしょうか?
そういえば、似たようなことを「『超』英語」の野口悠紀雄さんも著書で書いていましたっけ。
それでも英語を耳にし続けていると、記事には「『霧が晴れる』という言葉がピッタリなように」わかるようになるそうです。
つまり、スピードラーニング状態ということですか?
参考になったのが、この時間が「1カ月くらい」だというんですね。スピードラーニングなんかだと、最初は「まずは100日、聞き流しましょう」と言われるようですが、澤口先生の場合は30日程度でOKみたいです。
これは英語ができる人だからなのか、それとも英語しか聞こえてこない海外の環境だからなのか、その辺はちょっとわかりませんけれど(汗)
英語を話すまでにステップがある
で、注目ポイントは、この「わかった」時に、「会話を真似できるようになる」んだそうですよ。
このとき、会話で使われているのは中学校英語のレベルなので、真似できるようになれば、普通に会話できるようになるのだそうです。
ということで…。
↓
・英語が真似できるようになる
↓
・英語が話せるようになる
こういうステップで英語を話すみたいです。
これは、澤口先生が英語ができる人だから… なのかもしれませんが(汗)でも、ちょっと参考になる話ですよね。
ちなみに、外国語の会話を習得する能力は、澤口先生によると「15歳を超えればどの年齢でもほぼ同じ」なんだとか。
英語の適正テスト「MLAT」のことを記事にしたときも感じたのですが、やはり年齢が若ければ若いほど有利ってわけでもないんですね。
「スピードラーニング英語」は会話形式ということもあって、中学校で習う単語やフレーズもたくさん使われています。このため、どんな年代でも取り組みやすいというのが特長になるみたいですよ。
やはり候補として魅力的だなぁと改めて感じたのでした。
スピードラーニング英語に関する詳細は、こちらのページもご覧くださいね。