スピードラーニング・ジュニアの基本的なスタイルは、スピードラーニング英語と同じ。「聞く→話す→読む→書く」と子どもが言葉を学ぶ自然なプロセスに沿ったメソッドが採用されています。
英会話の力を付けるには、最初に英語独特の音やリズムに慣れる必要があるのですが、英語の聞き流しをいつもの生活の中に取り入れることで、特別に時間を作らなくても英語の音に慣れていく環境を作ることができるんですよ。
教育の現場でも、スピードラーニングを取り入れている学校では、通学バスや昼休みなどを活用しているそうです。
スピードラーニング・ジュニアは「英語が好き」という気持ちを大切にしているので、学校で学ぶ英語も積極的に取り組む姿勢を養うことができます。
1回5分から聞き流すスタイル
スピードラーニングは、1回5分から聞き流すスタイルなので負担が少ないことが特長です。
ナレーションには大きな抑揚をつけたりせず、過度な効果音も入っていないので、何度も繰り返し聞き流しすることができます。慣れてくれば、聞き流す時間を伸ばしていくことができますよ。
「聞き流すだけ」というスタイルだからこそ、今ある生活スタイルに取り入れやすいのも特長です。
聞き流しはリラックスした中で行うがのいちばん効果的なので、お父さん、お母さんの注意点としては、「聞きなさい」と強制しないことが大切です。この点、1回5分からでもOKというのは、負担が少ないので取り組みやすいですよね。
また、内容的にも家族みんなで楽しむことができるものなので、お父さん、お母さんも一緒に聞くというご家庭も多いみたいです。
「今の英語、どんなことを言っていたんだろう?」と、お互いに感じたことを話し合うことは、これから英語と付き合うためのいいきっかけになりそうですよね。
使われているのは、スピードラーニング英語と同じメソッド
メソッドはスピードラーニング英語と同じです。英語の後に日本語が収録されていて、英語がキャッチしやすいように、最初に「ポン」という効果音が入っています。
聞き流し英語のポイントは、「内容が把握できること」が大切なので、辞書を引かなくても内容が把握できるというのは大きな力になってくれます。
また、「辞書やテキストが必要ない」ということは、「勉強としての時間や場所を確保する必要がない」というわけなので、いつでもどこでも取り組めるところが魅力です。
BGMが入っているので、「勉強」といった押しつけ感が少なく、リラックスして聞き流せるという点も特長。
ただ、暗記型の勉強をしている人が陥りやすいのですが、言葉の一つ一つを訳して覚えようとするのは違います。
英語の後に日本語が入っているのは、どんな内容を英語で話しているのか「把握」をするためで、逐語訳をしているわけではありません。
サポートなどの説明では「英語の音を聞きためる」といった説明があるのですが、まさにそんな感じですよ。
英語の音をたくさん聞いて、頭の中の引き出しに英語の音を蓄えていくのがスピードラーニングのメソッドです。
言葉の切れ目(word boundaries)、音の識別(discriminate)、アクセント(stress)の位置、リズム(rythem)、音の高低(intonation)、弱音の認識(recognize)など、英語の音が身近に感じるようになったとき、自分の中でちょっとした変化を感じることができるでしょう。
英語をひと塊りに、そのままとらえることができる
スピードラーニング・ジュニアも、スピードラーニング英語と同じく、「英語→日本語」の順で収録されているので、聞いているだけで英語のストーリーを把握することができます。
こうした流れに慣れることで、単語一つ一つにとらわれずに、英語を塊で理解できるようになります。
でも、昔は子供向けのラジオドラマなんていうのがありましたが、今はテレビが主流のせいか、「耳で聞く」ということを意外とできていない子どもさんがいるかもしれません。
こうした体験がないと少し難しいかもしれませんが、今流れている会話でどんな場面が描かれているのか、自分のイメージで頭に思い描きながら聞き流しするのがおすすめですよ。
ちょうど語り部のおじいさん、おばあさんに昔話を話してもらっているような感じをイメージするとわかりやすいでしょうか?
聞くことに慣れていない子どもにとって、聞き流しは少し難しい作業かもしれませんが、こうした感覚は英語を理解するうえできっと大きな力になってくれます。
アメリカの文化、日本との違いを自然に理解できる
ストーリーの前半は、アメリカの学校行事や友達との会話がメイン。アメリカの学校生活を疑似体験することができる楽しい内容になっています。
後半は童話や科学、歴史といった幅広い内容のストーリーが収録されているので、アメリカの文化や習慣を理解する他、日本文化を理解して、説明することができるようになります。
また、内容はスタンダードなアメリカ英語が基本となっていて、発音のきれいなナレーターが採用されているので、「クセがあるために言ってることを理解してもらいにくい」といったコミュニケーション上の問題を少なくすることができます。