スピードラーニング・ビジネスの「シチュエーションパートナー」って何?

スピードラーニング・ビジネス 英語 - 日本語CD

スピードラーニング・ビジネスに採用されているメソッドは、普通のスピードラーニングと同じです。

「聞く」→「話す」→「読む」→「書く」と、子どもが言葉を修得する流れに沿って英語に取り組んでいきます。

気持ちをリラックスさせてくれるBGMが流れていて、「英語-日本語」が収録されたCDが1枚、そして「英語」だけが収録された「英語オンリー」CDが1枚あります。

スピードラーニング・ビジネスが他のスピードラーニングと大きく違うのは、さらに「シチュエーションパートナー」というCDが1枚加わってワンセットになっているところです。

シチュエーションパートナーは、英語を話すための特別な教材

スピードラーニング・ビジネスのシチュエーションパートナー

シチュエーションパートナーのCD

スピードラーニング・ビジネスには、以下の3枚のCDがセットになっています。

・「英語-日本語」CD … 1枚
・「英語オンリー」CD … 1枚
・シチュエーションパートナー(英語を話すための練習CD) … 1枚

シチュエーションパートナーは各巻に1枚ずつ付いてくるCDで、聞き流しと並行してロールプレイなどが自習できるのが特長です。

「英語を話すため」の練習CDなんですね。

ビジネスなどで実践的な英語を身につける場合、聞いて話すまでのプロセスはなるべく短くスムーズに済ませたいもの。「聞く」「話す」という会話が求められている現場ではなおさらです。

スピードラーニング英語でも、有る程度聞き流しを積み重ねてから英語を口に出す練習がすすめられるようになるのですが、スピードラーニング・ビジネスでは専用のCDを使って英語を話す練習に取り組むというわけです。

商品開発で実施されたアンケートや社内モニターでも、「さまざまなシチュエーションの会話を聞きたい」という声が多かったようで、こうしたユーザーの声にこたえたスタイルになっているみたいですよ。

シチュエーションパートナーはどんな構成になってるの?

シチュエーションパートナーの内容は、さまざまなビジネスシーンが想定されています。第1巻では、「電話をかける」、「会議の準備」、「電話会議」の3つの場面があります。

会話内容は本編にそったものですが、やりとりがより具体的になっているんですよ。

この3つの場面で、「英語-日本語」バージョンと、「英語オンリー」バージョンの2種類が用意されています。

この構成はスピードラーニング英語やスピードラーニング・ビジネス本編と同じですね。

スクリプトブックは、本編のスクリプトブックの後半部分がシチュエーションパートナーの該当部分になっています。中表紙などで分けられていないので、ちょっとわかりにくいですけど(汗)探してみてくださいね。

「英語-日本語」バージョンでは、それぞれの場面ごとに英語表現を口から出すためのセルフトレーニングが設計されていて、1つの場面は5つのステップで構成されています。

シチュエーションパートナーの構成「英語/日本語」

ステップ1 会話文を聞き流す
これは通常のスピードラーニング英語と同じです。短い場面構成なので、会話のやりとりそのものに注目して聞き流しすることができます。

ステップ2 単語、フレーズレベルでの口慣らし
このパートは「スピードラーニング・ワードパートナー」と似ています。会話に出てきた、キーワードやキーフレーズが流れるので、CDの声に続けて繰り返し発声できるようになっています。

簡単なことに見えるかもですが、本編中でも「聞き取れないなー」と思う部分があっても、ステップ2を繰り返すことで聞き取りやすくなりそう。

また、反復練習も、いきなりまとまった文章を聞き取って反復するのは難しいけれど、こうした単語やキーフレーズ単位で反復するのは簡単なので、気軽に練習に取り組むことができますよ。

スピードラーニング英語では、「スピードラーニング・ワードパートナー」として別売りされているわけですが、スピードラーニング・ビジネスでは効率よく一体化しているという感じです。

ステップ3 センテンスレベルでの口慣らし
このパートでは、会話の練習ができるようになっています。英語オンリーの会話が流れるのですが、会話と会話の間が空いています。耳で聞いて、後に続いて繰り返せるようになっているのです。

スピードラーニング英語では教材のCDを使いますが、スピードラーニング・ビジネスは専用のCDでポイントを押さえてできるわけですね。

ステップ4 短い対話文での練習
質問に対して英語で答えるパートです。「ステップ3で練習した内容でも、自分で考えてもOK」となっているので、「正解がないパート」と言えるかも。頭を使うためのパートでもあります。

そして、英語の質問が流れたら英語でこたえるという構成になっているので、一気に難しさがアップしています(汗)でも、実用レベルの英語を速く身に付けたい人は、重要なパートになりそうです。

ステップ5 自分で考え英語で答える練習
こちらも質問に対して英語で答えるパートです。ただ、ステップ4のように、英語の質問があってそれに答えるという単純なものではありません。

「コーンウォールさんの留守番電話にメッセージを残してみましょう」とか、「上司から会議で使用する報告書の作成を頼まれます。確認したいことを英語で質問してみましょう」といった感じで、大きな場面設定がされていて、そこで自分で考えた英語を使うように構成されています。

「英語オンリー」バージョンでは、シーン1からシーン3までの会話が英語音声だけで構成されています。

繰り返しのための「間」(ま)はあいていないので、英語の音に慣れたい人や、会話の流れを重視したい人が集中できる構成になっています。

シチュエーションパートナーの構成「英語」

シーン1 電話をかける
シーン2 会議の準備
シーン3 電話会議

ビジネス雑誌の特集でも見られるように、ビジネスの現場では「聞く」「話す」といった、より実践的な英語力が求められています。

話せるようになるには、やはり話す練習が必要。近年は外国語教室の他にオンライン英会話も人気ですが、相手が何を話しているのかまったくわからないと会話は成り立ちません。

オンライン英会話では日本語もOKの先生がいるので、そういう先生を指名すればある程度フォローしてもらえますが、聞き取れないまま続けてもやる気がなくなってしまいます。

こんな英語初心者の方には、会話の基本「聞く」ことから始めるのがおすすめですよ。

スピードラーニングは短い英語のフレーズの後に日本語が流れるので、ストレスなく聞き流すことができます。

相手が何を言っているのか理解できれば、相手の話に答えるだけでも会話が成り立つようになりますよ。

タイトルとURLをコピーしました