スピードラーニングの特徴

スピードラーニングの教材

スピードラーニングでやっている「聞き流し」は、これまでの英語の勉強とちょっと違います。

テレビやラジオのCMでもよく耳にするスピードラーニングって、どんな教材なんでしょう?キャッチコピーには、「1日5分から、聞き流すだけでOK」と言われています。

でも、どんな教材なのか実際のところ、よくわからないですよね。

この記事では、スピードラーニングについて、どんな教材なのか簡単にご紹介します。

内容は、実生活に即した生活の場面が選ばれている

開発者の方が実際に自分で体験したアメリカの生活が基になっているというだけあって、生活の一場面を切り取ったようなリアルな場面で会話が構成されています。

「海外の人とすぐにコミュニケーションできるような会話ができるようになりたい」という人にぴったりの英語教材がスピードラーニングです。

基本はCDですが、2017年現在、モバイルアプリやWEBアプリも登場しているので、携帯やパソコン、タブレットなど、様々な媒体で気軽に聞き流しすることができるのが特徴です。

英語の後に日本語が続いて収録されているので、辞書を引く手間をかけることなく内容を理解することができるので、聞き流しに集中することができるようになっています。

英語オンリーのCDもセットになっているので、聞きためた英語力を確認することも簡単なんですよ。

英語の音に気軽に触れることができるので、英語の音にどんどん慣れていきたい人におすすめです。

また、臨場感のある会話のやり取りは、「こんなとき、こんなふうに言うのか」と参考になることが多く、英語を実際に使ってみたい人にとっても役立つ内容になっています。

でも、英会話ができるようになるには努力が必要?

スピードラーニングはいろんな媒体で聞き流しをすることができます。時間も場所も選ばず、どこでも気軽に英語に触れることができるので、英会話を身につける教材としておすすめ…

なのですが、スピードラーニングで英語を身につけることは難しく、それなりの努力が必要という意見もあります。

管理人も「努力が必要なのかな?」と思ったことがありますが、実際にやってみると、どうも努力とは違う問題があるようです。

つまり、頭で英語のことがわかる「英語の勉強」と、英語を使う技術でもある「英会話」は別物なんですね。ここをきちんと理解できていないと、英語を聞き流ししていても、「聞いても意味がわからない」とか、「特に何も変わらない」と感じて迷子になってしまうようです。

もちろん、年代によってはペーパーテストの成績を重視する場合があるので、TOEIC的な勉強法を優先する人もいると思いますが、「勉強」と「英会話」は別物という点が理解できていないと、そもそもうまく聞き流しをすることができません。

「TOEICがある程度できれば、聞く力も書く力もある程度養われるのではないか」という意見もありますが、困ったことに、そもそも別物ですから、「自然に養われる」というわけにもいかないようです。

実際、TOEICでは高得点取れているのに、「英語が聞き取れない」、「話せない」と悩んでいる人はけっこういるようです。

必要なのは努力ではなく、その違いを理解していることが大切だと思います。

スピードラーニングでやっていること

スピードラーニングの他に、リッスントークでも指摘されていることですが、英会話は「学ぶ」というより、エクササイズやトレーニングといったスポーツの感覚に近いと言えます。つまり、点数を取るためのTOEICの勉強方法が当てはまらない場合が多いんですね。

スピードラーニングの試聴CDでは、最初に「暗記をしない」、「意味を考えない」、「文字を見ない」、「辞書を引かない」といった注意点が挙げられています。

こうした、「やらないでください」と言っていることは、TOEICをテクニックでアプローチする場合のやり方に、ちょうど当てはまると思いませんか?

会話で行っていることは、流れてくる音を「頭から聞き取っていく」こと。文の構造を解析して理解していく勉強的なアプローチではなく、音を感じとっていく力をもっと取り入れていく必要があります。

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