スピードラーニング・ビジネスに使われているメソッドは、基本的に「スピードラーニング英語」と同じです。
ただ、「ビジネス」の名前がつけられているのにふさわしく、実用の英語が使えるように、実際に「話す」というアクションが具体的にちりばめられているのが特長となっています。
そんなスピードラーニング・ビジネスのコンセプトは、「英語の壁」を乗り越えることにあるのだとか。
先日、エスプリラインで「スピードラーニング・ビジネス」について勉強会があったので、簡単にまとめてみました。
英語の壁を乗り越えろ! スピードラーニング・ビジネスのコンセプト
スピードラーニング・ビジネスに登場する良輔や孝史は、そこそこ英語が話せます。というか、エイミーと話をしてるときなんか、ほとんど困ることはないようです。
でも、孝史は「正しい英語で話せないから何か言うと場を壊しそう」と言って、電話の取り次ぎも良輔に押し付けて英語から逃げてばかりいる様子が描かれています。
良輔はエイミーに、「良輔の場合、何を話していいかわからないのが問題なんじゃない?」なんて言われてしまいますが、言いたいことを英語で言おうとするとまとまらないことが悩みであるようです。
こうしたことは、日本人にありがちな弱点(英語の壁)みたいですよ。
「間違えたら恥ずかしい」、「ビジネスだからきちんと話さなければ」といった感覚が、ビジネス英語ではプレッシャーになっているケースが多いようです。
・意見を挟むタイミングがつかめず、場違いな発言をしたら恥ずかしい
こうした悩みは「英語の壁」となって、英語が話せる話せない以前に行動範囲を狭めてしまいます。
・外国人の同僚とコミュニケーションが希薄になる
・外国人のストレートな発言に圧倒される
困った時にどうしたらいいのか、気軽に英語を発言するためのヒントがちりばめられている
「英語の壁」は、「知らない」ことが障害の大きな原因となっています。
知らないから混乱してしまい、うまく対応できないことでさらに負のイメージが膨らんでいくのに対し、知っていれば心構えができているので、状況に応じて対処できるようになるというわけですね。
これは自信につながるし、こうした自信はビジネスパーソンにとって即戦力となります。
このことから、スピードラーニング・ビジネスでは、「実際にあり得るシチュエーション」で、「実感のあるストーリー」が採用されています。
この点はモニターのアンケートでも、「参考になる」という意見が多かったのだとか。
実際に会話についていけなければ、「ついていけない」と発言するようになった孝史の姿勢は、リアルな場面でも参考になりそうです。
スピードラーニング・ビジネスの第1巻はそんな場面がけっこうあります。管理人も1巻だけ購入することを決めちゃったのは、実はこれも理由だったのでした。
だって、スピードラーニング関連のイベントに初めて参加するときに参考になりそうですもんね(笑)
英語のイベントに参加した人の感想を見てみると、初めて参加した人はやはり「話したいことがあるのに話せない!」というジレンマを感じるみたいです。エスプリラインのイベントなんかではスタッフの人やネイティブの人がフォローしてくれるらしいですけど、たぶん、私も「キーッ」となりそう。
「ああ、あのとき話したかったのに!」という思いは、きっと次のエネルギーになるでしょうが、「話したいけど、私、話せないの!」ということが一言でも表現できたら、やっぱり違いますよね。
スピードラーニング・ビジネスは、そんな気持ちにさせてくれる教材だと管理人も思います。